こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
秋田魁新報社主催の書道コンクール、
「秋田書道展」、
通称さきがけ展の課題解説をやっていきます!
さきがけさんの上記サイト、西暦入ってないから分かりにくいんだよなー。どこかに西暦表示させてほしい…。
習っていない人でも出品できるから、興味のある人はやってみてね!
※私は審査員ではありません。入選・受賞には一切関係ありませんのでご了承を。
通信添削、LINE添削、受付けていますよ。ぜひどうぞ。さ
て、小6「旅立ちの朝」解説いきまーす!
「旅」。
ひと文字目のこの字がなかなか難しい。
やや左に寄せつつ、
方の部分を。
書き順に注意。
筆を立てて、
はねてから、
払いへ。
こう。そして次の払いはくっつける。
下向きに。
横線は並べる。
筆先を使って書いていきます。
右払いを書くスペースをなんとか確保。
わずかでも右払いを。
「立」。
お次は“立”の字、
“立”のあとに書くひらがな“ち”がけっこう場所を取る。“ち”がやや縦長なので、
旅のすぐ下から“立”を書きはじめる。
縦線2本はしっかりと。
右の縦線は“払い”。
“ふせ”を入れる。
できあがり。
「ち」
ひらがなの「ち」。
意外と難しいかも。
横線は右上がり。
けっこう下まで伸ばす。ここからグイっと、
おしりを上げて丸くする。
こんな感じ。
「の」。
ひらがなの「の」。
これは小さめに。
斜め→上、とやる。
あとはまん丸に。
払う、と。
「朝」。
最後の字、「朝」。
十、日、十、ですね。
真ん中の「日」は小さくしたらダメよー。
小さくても「折れ」をしっかりと。
間隔に気をつけて、
もう一度、十。
十が2つ。縦線を揃える。そして「月」。
月の1画目を細くする。
2画目、折れからは少し太く。
曲がらないようまっすぐと。
「立」の横線ともぶつからないように。
月は横線2本で表情が決まるので、手を抜かない。
これでできあがり。
動画はこちら。https://youtu.be/bGfOleiGr-k
黒で書くとこんな感じ。
特訓するなら。
「旅」や「朝」など、小さめの部品で構成されている文字でも、筆先を使って強い線質で書きたい。
細めの線でも、
・起筆
・そり、ふせ
・折れ
などを出せるように練習するといいかな。
まとめ。
小6は小学校最後のさきがけ展ですね。
有終の美を飾れるか?!
自己最高成績を収められるか?!
などなど盛り上がりますねー!
挑戦することに意義があります。中学生では習字ができるかどうか…。現時点ではわかりませんね。
失敗を恐れず納得いくまで練習しましょう!
しょうじ書道教室でした!