ふでれん!

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2022年さきがけ展、小6半紙「旅立ちの朝」解説!

2022年さきがけ展、小6半紙「旅立ちの朝」解説!

実績&ポートフォリオ

しょうじ書道教室

おはようございます、秋田市のしょうじ書道教室です。

小6課題「旅立ちの朝」。

さて、小6「旅立ちの朝」です。

5文字なので、かなり気を使いますね。

旅、朝など、使われている漢字もなかなかに難しいぞ〜。

旅。

まずは旅。

左側の“方”をうんと左に寄せて、

最後の右払いをしっかりと書きたい。


横線を短くして、

こう。

右側が広く空いたかな?


ここの左払いも内側に寄せる。

ここの縦線は長く、

右側たっぷり空きました。

一本足。

立。

次は「立」。

1画目もう少し長く書きたかったなー。


ここの縦線2本は意外と難しい。

ヘロヘロにならないよう、

ふせを入れてフィニッシュ。

「立」はもう少しなんとかなりそう。

ち。

ひらがな「ち」。

ひらがなはいろんなスタイルがありますけどね。私はこんな感じに。

横線右上がり。

「ち」は“知”の草書。ぐぐっと下まで行って、


できあがり。

の。

ひらがな「の」。

最後の文字の「朝」が少し大きくなるので、

「の」はあらかじめ小さめにしておきます。

真ん中から。


小さく、丸く。

こんな感じ。

朝。

ラストの文字、「朝」!

「朝」はちょうど半々になります。

左側は、十+日+十。

上の十。

真ん中の「日」は余白が命。

少し縦長ぐらいにするのがコツ。

すき間!すき間!

そして下の十。


上下の縦線をぴたりと揃える。

右側、月。ほぼまっすぐの左払い。

お月さまは難しい。

筆先でしっかりと“おれ”を。

筆先でギューっと筆圧かけて。曲げるなよー。まっすぐ!

最後まで気を抜くなー。

すき間のバランス。

ふう、できた。

動画。

後ほど。

まとめ。

小6「旅立ちの朝」でした。

もう何年も書いているけど難しい。

毎年毎年私の手本も進化していればいいのですが。。。

固定観念にとらわれている懸念もある。

習字はわりと自由なんですよ(何言ってるか分からないかもしれませんが汗)。

最終的に半紙1枚にバランス良く収まっていればいいわけですから。

みなさんもいろんなアイデアで、いろんな書き方をしてみてくださいね!

しょうじ書道教室でした。

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