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2018年さきがけ展、中2課題解説!

2018年さきがけ展、中2課題解説!

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しょうじ書道教室

こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。

もう少しお付き合いください。

お次は中2の半紙課題「文化活動」、行書でございます。

この課題、大人の方が腕試しで書いてみてもいいですねー。

「文」

行書とはいえそこは中学生用。

楷書とあまり違わない形で書くのが定番でございます。

なのでこの「文」も楷書の形を思い出しながら、

右払いがあるので中心はやや左へ。

あとは左右の払いは筆脈を意識して書いていきます。

「化」

「化」の文字も同様。

もとの楷書のバランスを思い出して。

最後の足は、

楷書のようにはねてもいいし、

このように流すように書いてもどちらでもOKです。

右上がり、ちょっとやりすぎ。

あとは、亻(にんべん)をせまくし、右側を広くしておくと書きやすい。

動画「文化」。

秋田書道展、通称さきがけ展、 中学2年生の半紙課題「文化活動(行書)」、 前半です。 ※IGTVにノーカット版があります。 出ました!行書です! 行書の場合、書写体と違いこれという決まりがありません。 なので古典から文字を引っ張ってくるのですが、 そこはやはり書くのは中学生なので、楷書に近い形にすることが多いです。 今回は文化活動の「動」の字を古典に寄せてみました! 締切受付は10月22日から11月1日まで、秋田魁新報社本社まで!! #秋田市,#書道,#習字,#日本文化,#秋田書道展,#さきがけ展,#文化活動,#中学2年生,#行書,#秋田魁新報社,#手本,#毛筆,#ペン字,#持ち方,#手書きツイート,#硬筆,#ペン習字,#筆記用具,#japaneseart,#japanesecalligraphy,#akita,

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「活」

「活」は“舌”のバランス。

“舌”の横線が長く見えるようにひと工夫。

短い払いをさんずいから離して書いておき、

横線を細めにすると長く見えます。

「動」

「動」が一番難しい!

自分で書いたこの「動」、

気に食わんわ〜…(汗)

これもバランスは楷書と同じ。

動の字は、

“重+力”

ですが、

“重”の頭を大きく大きく書きましょう。

あとはきれいに右上がりを揃えて。

それにしても…↓

なーんかイマイチだなー。むー。

まースマホ撮影の関係で、

いつものポジション取れなかった、と言い訳しておきましょう。姿勢大事。

おし!直してしまえ!!

もう少しこんな感じに。

自分で書いた手本に納得がいかないとき、

何か腑に落ちないとき、

そんなときは、原因がはっきりするまで修正を繰り返したほうが自分の力(指導する力)になりますね。

納得いくまで書いてみましょう。

自分の理想形(の古典)が頭に入ってるんだろうなー。

“力”の、

下に向かっていく2本の斜めの線とか、角度も微妙だもんなー。

場所の制約もありますが、書いて書けないこともないですし。

とことん書かねば。

字典をこまめに引きましょう。

答えは古典にあるはず!!

動画「活動」。

https://www.instagram.com/p/BnsATknnfom/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=14pk68efmz05s

まとめ。

少し脱線しましたが。

行書はグイグイ右上がりに書くといいですね。

右上がりばかりのように見えますが、どこかでバランス取っています。

「動」の“重”の部分、頭でっかちにする感じで、

うまく筆先を使ってすき間を大事に書いてみてください。

中2の課題が一番難しいな!

頑張れ!中2!

しょうじ書道教室でした!

次回はいよいよ最終回!

中3の課題解説!

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