おはようございます、秋田市のしょうじ書道教室です。
忙しくて散歩もお休み…。
sdr
昨日も忙しかった…。
清書だ！ガンバ！
ということで怒涛の清書（？）。
dav
dav
私は周りをうろちょろして声をかける。
dav
dav
「ていねいに。筆立てて、ゆっくりと。」
dav
dav
みんな良いの書けたねー。
漢字はBuilding。
清書ウィークなので同時に「出品する1枚」も選別しています。
硬筆課題を選別中、気づいたことが。
「文字が汚い、文字がきれい」
というのは、
基準はいろいろあるし、
自分が思う理想なども入ってくるでしょう。
漢字に限っていうと、
漢字というのは基本的に、
縦、横、斜めの直線で構成されていますよね。
これら直線を上から積み上げて（積み下げて？）いくものなので、
文字かきれいだなーと思うカタチには、
「座りの良さ」
というものがあります。
直線を上から順に配置していくのですから、
どうしたって「座りの悪い」組み立てをすると、
dav
見ている人はある種の気持ち悪さを感じます。
平衡感覚とも似ています。
dav
組み立てが悪い字を見ると「字が汚いなー」と感じる。
dav
線の数が合っているから、この字は正解である…だけど、
正解なんだけど、正解にしたくない！
という感情が湧くのもこれのせいでしょう。
清書の選別ではもちろんこういう作品ははじいていきます。
積み木あそび。
漢字は、
積み木やブロック遊び。
その構成は建物のようで、
建築に似ています。
「座りの良さ」
を意識しましょう。特に小学生。
dav
自分の座るイスが傾いていたら嫌じやないですか？
dav
dav
まとめ。
「なんかグラグラしてる！」
という文字にならないように。
「パッと見たときの感覚」ってのはバカにできませんよ。
漢字は中国4000年の歴史の流れの中でも、
風化せず耐え抜いてきた形です。
抜群の安定感なはずなのです。
よーく観察してみましょう。
しょうじ書道教室でした！