ふでれん!

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難しい課題はこうまとめろ!でも工夫が無くてつまんないのが本音。

難しい課題はこうまとめろ!でも工夫が無くてつまんないのが本音。

こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。

先月の課題は難しかった〜。

半紙の難しい課題。

なんか定期的に難しい課題がやってきますね。

「今月は○年生の課題が難しいな〜(汗)」

みたいな。

これを3年生に書かせるのは難しいって!

と、本部の手本をdisる。

地方の支部は好き勝手言うと。

小2、花火を書く。

もうすでに始まってる7月の小2半紙、「花火」ですよ。

難しいよなー…小2に「花火」はまだ早いって。火遊びレベル。

昔、ばあちゃんに言われたでしょ!

「火遊びすれば寝○○○○○するぞ!」

って。

ワケ分かりませんね。すみません。

いま秋田市の小学3年生は席書大会で「火山」(書写)を練習しています。

小3が「火山」です。

小2で「花火」…。

難しい課題のときの奥の手。

難しいときには、これ。

これをやります。

このように折った半紙に書かせる。

私があらかじめ折っておいて、

「とにかく同じところに書こう!」

と、枚数も少なめにして書かせてみます。

まあ、そうするとけっこうな確率でいいところに書いてきます。

一件落着。

一件落着…

ですか?

本当?

わたしゃ嫌いだね。

じつはこの方法、私はあまり好みません。

なぜなら、書く人の創意工夫する余地を削いでいるから。

同じ場所にそのまま書いてね、とやるんじゃ工夫がなくてつまんない。

習字というのは、

・正しい文字を

・美しく書く

という大前提で、

実際に書くときには、

・限られた場所(半紙)で

・どこに

・どのくらいの大きさで

書けばいいのか?という、

書く人が頭をフル回転させてイメージするという、想像力も鍛える部分があります。

これは習字・書道の“超”面白いところ。

(上の字は大きく?小さく?)

(小さくするには?どこから書けばいい?)

(左右のバランスは?同じになったか?)

(文字のどこを小さく書けばいいんだ?)

みたいな脳内シミュレーションが活発に行われます。

ただ漫然とお手本に似せて書くだけでは上手に書けません。

子どものお手本にはもともと上記のように、書く場所を示す線は書き入れています。

しかし1画目から書く場所も太さもお手本と同じになるわけもありません。

手本を書いた私だって全く同じお手本を書けるわけじゃないですよね。

第1画目からお手本とのズレを直す作業が始まるのです。

習字を書いている人の頭の中は、自分の書いた線とお手本の線との修正&調整作業がひっきりなしに繰り返されます。

こういうのが面白い。

きっと頭にも効いてる。

難しいから面白い。

たかだか二文字でも、こう苦労するのですから、

これが半紙に4文字・6文字と増えると…!

これが半切2行に16文字とかになると…!!!

どうです、面白いでしょ?

簡単にまとめたってツマランわー、と私は思うのです。

「おれの手本を超えてみろ!」

と思って世の指導者は生徒に手本を渡すのです。

あちらの先生、こちらの先生…

ああ、先生…

不肖の弟子ですんません!!

と私が反省するのでした。

簡単なものはすぐ飽きるしつまんない。

難しいから面白い。

しょうじ書道教室でした!

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