ふでれん!

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目にする機会を増やせば漢字は覚える。

目にする機会を増やせば漢字は覚える。

実績&ポートフォリオ

しょうじ書道教室

おはようございます、秋田市のしょうじ書道教室です。

今日から3月!年度末!

漢字の単語カードを買ってみた。

・小学全漢字おぼえるカード 学研プラス

・中学重要漢字おぼえるカード 学研プラス

という本です。

評判は良いとも悪いとも分かりませんが、

小学生用と中学生用と両方を買ってみました。

いわゆる人柱ですな。ネット用語のほうね。

ちゃーん。

厚さがすごい。

「漢字」の「単語カード」なんてどんなもんなんでしょうねえ。

ミシン目が付いているので、手でパリパリパリ、とカードを切り取ります。

1年生の分が完成しました。このように本にはカードリングも付属しております。プラスチック製のリング。

ちなみに、

単語カードの切り取りを、はじめのうちは息子たちと一緒にやっていたのですが、

なにしろ小学生メンズ。作業が雑(汗)。

ミシン目からきれいに切り取る確率が悪い・・・(笑)。

特に小2次男のやったカードが・・・。はじっこビリビリ。一度ミシン目で折ってから切り取れと何度も。

破れたカードは父がセロテープで補修しました。二度手間~。

続けて2年生。

漢字数=カード数なのですが、

早くも付属のカードリングでは小さいので内径35㎜のリングをホーマックにて購入。それでもギリギリ。

リンクは内径40㎜。


漢字数=カード数・・・。多いなー。


結局、さらに大きいリングを買ってきた。55㎜かな。

リングを大きくしてひとつにまとめるやり方がいいのか、

リングの大きさはそこそこに複数に分けるのがいいのか、

判断がつきません・・・。

完成。かなり時間がかかります。

本から切り離し

1枚1枚切り離し

リングを通す穴をプチプチ開ける

数枚まとめて作業しますが、それでも1,000枚のカードを切り離すとなるとけっこうな時間がかかります。

急ぐと紙がちぎれるし。

数時間かけて小学生の漢字を作り終える。

次は中学生か・・・(汗)

ここまでやって力尽きる。

中学生の漢字は学年ではなく、漢検4級・漢検3級・漢検準2級、と分かれております。あとで続きをやろう。

当然、カードを外し終えた本はこのように・・・。

カードの紙質は特別厚いものなどではなく、ごく普通。元気の良い男の子が元気に勉強するとあっという間にフニャフニャになるであろう紙の厚さ。やや心許ないかも。

それでもこの枚数でリング付きにしてお買い求め安い価格設定にするとなると・・・妥当でしょう。商品企画された学研の社員のみなさまどうもありがとう。

これ2,000円ってギリギリだと思うんだよね。全部付録みたいなこの印刷は特殊なんだろうし。

漢字の覚え方。

習字を習いにきている子の中には、やはり「漢字ってちょっと苦手~」という子たちがけっこういるのですが、

その子たちとおしゃべりするのが(なぜか)私は楽しいです。

意外な部分を苦手と言っていたり、単に目にする機会が少ないだけなんじゃない??と思ったり。

おそらく、

漫然と覚えようとしているから覚えられない。

漢字は「部品の組み合わせ」ですし、

自然の形をかたどった漢字もけっこうあるので、

漢字そのものに興味をもつとスルスル~と覚えられると思います。

漢字やことば、英単語にいたるまで、

「原義」

というものがあります。

字源や語源など。発生が古いものたち。

初期に発生した漢字に、いろんな意味がくっついて種類が増えてゆく。

はじめはこういう意味だったけど、そこから一歩進んで今はこういう意味になった。

人類の文化の厚み、人の営みが長くなるにつれどんどん数が増えていった。

みたいな話がぞろぞろ出てきます。わたしゃ浅学なのでそれ以上は大学行って勉強してください(笑)。

英単語だってcon- だの pro- だのがよくくっついていますよ。接頭辞と語幹だったかな。

ええと。話がまとまらないので、まとまらないままにしておきます(笑)。

単語カードにすると、俯瞰的に見られるので便利ですね。

こっちはもう覚えたやつー、こっちはまだのやつー、とか覚えた数が見た目で把握できるし。

「6年生までに覚えればいいんでしょー。楽勝じゃーん。」みたいになる。

まとめ。

というわけで。

障害などで特別に文字の識字に問題がある場合を除いては、

小学生で覚える漢字は約1,000文字でして、

1,000文字っていうのは多いようでそこまで多くない。

焦って覚える必要はぜんぜんないんだけど、それでもちょくちょく目にしなければ覚えないんです。

なので本をたくさん読んで、面白いお話に夢中になっている間に自然と覚えてしまったり、

学年に関係なく、興味のある漢字を自然と覚えてしまったり(鬼滅ブームのときみたいにね)、

字源や漢字の成り立ちに興味をもったりすると苦もなく覚えるわけです。

ノート開いて漢字ドリルを用意して「さて漢字勉強だー」なんてやると覚えるスピードは遅いんです。たぶん。

こういう単語カードになっていれば、

朝起きて朝食の支度の間とか、夜寝る前にペラペラと眺めていたりする機会を増やしてやれば、

そんなに苦労しないんじゃないかなーと。

兄弟で漢字クイズ出し合ったり、お互いがあえて自分の学年じゃない漢字でやってみたり。

なので目にする機会を増やしていくような対策を取るといいのかなーと思います。

お風呂場に貼るポスターとかね。なるべく勉強っぽくしない。

よし「誰でも分かる!小学校の漢字は勉強するな!」っていう本を作ろう。売れそうだ(笑)。

あとは、

せっかちな子によくある「漢字の細かいところをしっかりと見ていない」という可能性も多々あります。これはわたしの経験則。

ともかく。

「目に触れる機会を増やす」

ってあたりに心を砕くといいと思います。

それにしても、小学校の暗黙のルールの「習っていない漢字を使わせない」ってやつ、なんとかなりませんかね??

1年間に200文字覚える、

とはやらずに、

6年間で1,000文字覚える、

っていうフレームに変えた方がいいと思うんだけどな-。

そうすればみんなそれぞれのペースで覚えられるじゃん。

ということでした!

さて、中学の漢字カードも続きを作ろう(汗)。

しょうじ書道教室でした!

これなんてどうだろう・・・。

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