こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
もうすぐこの年度も終わり。
新学期が始まりますね。
もうすぐ春休み〜♪
春休みには何かしたい。
子どもたちはもう今年にやることも少なくなってきて、
卒業式の練習やらなにやらイベント寄りの毎日でしょうか。
もうすぐ春休み。
春休みって大人にとっては特別なお休みでもなんでもなくて、いつも通りの通常運転。
なので、子どものことはわりとほったらかしではないでしょうか。
お母様方、もうすぐ春休みですよ。
仕事はいつも通りだけど、学校は休み。
給食もない。
子どもは毎日学童、毎日児童センター。
暇だーヒマだーと子どもたち(違うかな?)。
これまでの復習をするには春休みはいい時間ですよね。
覚えた漢字を見直したい春休み。
各学年、習った漢字を復習する春休みにしましょうね。
新学期の準備ですよー。
年長さんは、ひらがな&カタカナ。
現在、年長さんなら「ひらがな」をまずはしっかりと。
とはいえひらがなは文字の中では書くのは難しい部類。
読みのほうを重点的にしておけばひとまずはOK。
書くほうは、多少間違っていても、鏡文字(左文字)になっていても大丈夫。
「とめ」
「はらい」
これができていれば上出来です。
形を良くするのは難しいかな。
マルとか四角とか、絵とか迷路とか点つなぎとかね。
春休みに毎日少しずつやるといいですね。
カタカナは直線的なので書くのは簡単。
読みかただって自然に覚えますし、カタカナはあまり気にしなくてもいいのでは?
小1は、1番少ない80字。
小1で習う漢字は80字。
現在小1の子どもさん、たった80字。
しっかりと覚えましょう。
読み書きはもちろん、書き順もしっかりと確認を。
漢字の部品となる漢字がたくさんあるので、細かいところまでチェックしてあげてください。
小2は、160字+80字(小1)。
小2が終われば覚えている漢字は80字+160字で合計240字。
「学校で漢字を習う」ことに慣れてきて、書き順がおろそかになっていることが増えてきているはず。
書き順は書きやすいように、自然な流れで決まっているので、
文字の形がオカシイときには書き順が怪しいかも。
ひとつの漢字に複数の読み方が出てきているので、そちらもちゃんと覚えているかチェックしましょう。
小3は、200字+240字(小1小2)。
小3が終われば、前に覚えた240字と小3で覚えた200字と合わせて440字。
まだまだ子どもの頭には余裕で入ります。
が、
忘れてしまった漢字や抜けている漢字、読み方などがチラホラ出てくるあたり。
そんなときもあわてず騒がずに。
お母さん、そんなこと多々あるでしょう?あなたにも(笑)
年がら年中、漢字辞典や書道字典引いてる私だって忘れている漢字とかありますよ。
大丈夫です。
忘れていたら子どもに辞典なりドリルなりで調べさせる(ここ大事!)。
自分で調べると忘れない。
でも手元に漢字辞典・国語辞典が無いと子どもは面倒がります。
辞典を学校に置きっぱなしならもう1冊買いましょう。春休みですし。
1階に1冊、2階にもう1冊。
リビングに1冊、寝室に1冊。
そんなノリで辞典を身近にしておきます。
出版社が違えば読み比べてみる(同じ言葉の説明でも、違うことが書いてあったりして楽しい)。
余裕があるなら4年生の漢字にもチャレンジ!
どうせ忘れるんだから、
覚える→忘れる→覚える→忘れる
を早めにスタートさせる。
小4は、202字+440字(小1〜小3)。
小4が終われば、前に覚えた440字と小4で覚えた202字で合計642字。
9割覚えていればOKかな。
復習ではもちろん目指せ100%!
同じく余裕があれば5年生で習う漢字にも手をつけたい。
うすーいドリルがオススメ。
早めに覚えておけばその分ラク。
読みだけでも覚える。
小5は、193字+642字(小1〜小4)。
小5が終われば、前に覚えた642字と小5で覚えた193字で合計835字。
この春休みで小6の漢字ドリル1冊やっとけ!
どうせ忘れる。
忘れたら調べる。
忘れる調べる。
調べる忘れる。
小6は、191字+835字(小1〜小5)。
小6が終われば、前に覚えた835字と小6で覚えた191字で合計1026字。
ばっちり覚えていればいいですよね!
8割覚えていればいいかな。
漢検だって八割〜九割で合格じゃなかった?
漢検受けなくても、漢検テキストの漢字練習は新鮮でいいですよ!
漢検テキストはオススメ。
先生もまた漢検受けよ〜。
そして中学校に行けば「常用漢字」を覚えて使えるようになっていく。
常用漢字だけで約1000字ある。
小学校の六年間で1000字覚えたと思ったら、
中学の三年間でまた1000字覚える。
「覚える」となったらツラいので、
春休みはたくさん本を読む。
好きなジャンルも読むし、今まで読んだことのないジャンルも読む。
図書館を利用しましょ。
借りた本は全部読まなくてもいいじゃん。
あっちの棚、こっちの棚。
今まで近づかなかった本棚にgo!
いいなー春休み。
先生なら図書館に入り浸りだ。
まとめ。
ということで、子どもの春休みにはぜひ漢字の見直しを。
「文字を書く」ってのは勉強のベースですからね。
勉強の基盤。学びの基盤。
基盤ってことは土台ってことで。
入れ物みたいなもんです。
勉強の箱がしっかりしていなかったら何を入れてもダメですよね。
漢字のことがよく分かっていれば読む力もつきます。
その漢字が何の意味で、何に関係していて、これがわかると面白いものですよ。漢字。
漢字の成り立ちも面白いし、
漢字のつくりも面白い。
「読み書き」そのものなんですよ、習字・書道って。
文字の形を整えるのは「身だしなみ」。
相手に失礼があってはいけませんからね。
礼儀正しく美しく。
きれいな箱を持ちましょ。
しょうじ書道教室でした!