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これだけ気をつけて!新1年生の鉛筆の持ち方!

これだけ気をつけて!新1年生の鉛筆の持ち方!

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しょうじ書道教室

こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。

今、年長さんのみなさんは、そろそろ小学校の体験入学とかしているでしょうか。

そんな時期ですね。

この時期、年長さん向けの説明会などで

「小学校入学までに、お子さんはこのくらいできるようにしておいてくださいね」

なんてアドバイスがあったりします。

ひとつの目安。

とはいうものの、この時期の子供は個人差が大きく、

「ひらがな数字はもちろん、カタカナだってばっちり書けるよ!」

という子もいれば、

「ひらがな…半分も書けない、数字って…分かってるかしら…」

ぐらいのお子さんもいらっしゃいますね。

まさに十人十色。

まあでもご安心を。

6年生になれば普通に書いていますって。

小学校の先生は「目安」として

「だいたいこんなくらいで〜」

とお話されるので、

ここまでできているとラクですよーぐらいなのです。

あくまで目安。

不安にさせるなっての。

書くというところでは。

うちは書道教室なのでいままでいろんな子供をみてきましたが、

年長さんくらいの子供であれば1つだけ気にしていただきたいところがあります。

それは、

持ち方!

これだけは…直すのがムズい。

ちまたには“書き方練習”の本やらテキストやら多く出ておりまして、

ページを開くと、

・指はこうで、姿勢はこうで、角度はこうで、力の入れ方、動かし方…

そんなん年長さんできませんて!

という感じ(個人的印象)。

なので私からはたった1つ!

1つだけ言わせてください。

それは、

つまむ。
以上、終わり。ありがとうございました。

『つまむ』これだけやってみて。

もう少し説明します。

親指、人差し指、中指の3本で

つまむ。

です。

一方、子どもに多いダメな鉛筆の持ち方は、

「にぎる」

です。

これを、

「つまむ」

にしてください。それだけ。

ひとまず最初はこれだけで。

あとはどう書いてもオーケー。

子どもは指の力が弱いんです。

文字を書くには少し指の力が必要。

年長〜小2くらいまでは指の力をつけたい。

力が入らないもんで、みんな「にぎる」んです。力入るから。

たとえ力が入っても、親指の関節で押さえていたら鉛筆は動きませんよね。

指先でつまんでこそ、指が伸び縮みして、鉛筆も動く。

鉛筆がスムーズに動けば上手に書けます。

普段から絵をたくさん描いている子、書くのが好きな子は、

指の力がついているので、年長さんくらいでもしっかり指でつまんで書きますが、

あまりやっていない子は、まだ指の力が弱いので、力の入れやすい「にぎる」で書いてしまいます。

そして「にぎる」で書くと鉛筆がうまく動かないので、

文字が書けない。下手になる。

というメカニズムでございます。

指先でつまむ。

親指、人差し指、中指の3本でつまむ。

指先でつまむから鉛筆を動かせる。

指先でつまむから指を伸び縮みさせられる。

年長さん〜小2くらいまでで、しっかり指でつまむ力をつけてもらい、

小2以降では、力の入れすぎをゆるめて、力の調整を覚えていきます。

ほどよい筆圧で書けるようトレーニングするのです。

ちなみに、

こちら「二本がけ」という持ち方。これでもOK。

二本がけの場合は、

親指、中指、薬指の3本でつまんでいます。

どちらでも大丈夫です。

要は「指先でつまむ」のです。

まとめ。

初めは細かいことは言わず、

指先で「つまむ」ことだけ気をつけて。

指の力は追々ついてきますから。

それでも子どもが嫌がるようならすぐにストップ。

楽しく練習させてください。

うちの長男(小3)もこの持ち方、まだまだできていません。(年長から言っていますが(汗))

小6までに直ればいいでしょう。

あまり言いすぎると書くこと自体嫌になってしまうので。

ノート取ったり家庭学習したり、

やることたくさんありますからね。

年長さんならまだすんなり言うこと聞くかな?

言い方次第です!

お母さんもお子さんとご一緒に直してみてはいかがですか?

「にぎる」

から

『つまむ』

で書いてみましょう!

しょうじ書道教室でした!

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