ふでれん!

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文字は読む相手のことまで考えないとね。

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実績&ポートフォリオ

しょうじ書道教室

おはようございます。秋田市のしょうじ書道教室です。

自己流、オレ流、自分流。

さて。昨日のブログでは、

これから入学する新1年生は、ひらがな・カタカナがすべて書けなくてもあまり気にしなくてもいいですよ、

というお話をさせてもらいました。

小3小4になると「あれはなんだったんだ」と思うくらい、文字は普通に書けるようになるかと。

ただ、

小3小4くらいに成長してくると、今度は、

「なるべく早く書いて、宿題を終わらせよう!」

みたいな知恵がついてくるので、そこはやはり要注意かなと。

「自己流」が目立ってきますね、この年齢たちは。自己流・オレ流・自分流。流派がいっぱい。

自分で勝手に改変した妙な形の漢字。当然これは他人には通用しませんし、厳しい先生だとテストで点数もくれません。

◯字が汚い答案

先生(何枚も採点するんだから、読めない字はバツにしておこう……)

ってなるでしょう?

◯字がキレイな答案

先生(こんなにキレイに頑張って書いているんだからちゃんと全部読まなきゃな)

ってなるでしょうよ。

漢字もひらがなもカタカナも、ある程度は文字の形が決まっています。

線の本数だけで文字を判別しているのではなく、

「文字の形」で判別しているところが大きい。

これを気をつけて書けるようになるにはやはり書道教室の出番かなぁと思いますけどね。

まとめ。


漢字の書き方を勝手に改変する子は、他の文字の書き方も怪しい。数字、アルファベット、単位……

線の長さで区別するのは漢字だけではないんです。

0と6と9の書き分けをはっきり書かず、自分で読み間違えて計算が合わないなんてことが多発したり、

英語なんて、aとoとpとqとbとdがありますからね。しっぽがどっちにどのくらい出ているかでまるで違ってきます。

「自分さえ分かればいい」んじゃないんです。

「誰にでも分かる」ように書かないといけない。まるで逆。

文字の書き方をあなどらないように。

しょうじ書道教室でした!

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