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筆の性質を知ること。

筆の性質を知ること。

実績&ポートフォリオ

しょうじ書道教室

こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。

今朝の秋田市、午前中の雨がすごかった。川には近づかないようにしましょうね。

筆の性質というもの。

筆の扱いってのは難しいですよね。

それでもやはり道具のことをよく知っている人というのはどんなジャンルにおいても上級者なのです。

筆をよく知ることが上達には欠かせません。

昨日、手形教室にてちょっと時間があったので小5女子にこの話をしました。

本来小学生にするような話ではないんですが。よく話を聞く理解の深い子だったので。

まあ分からなくてもいいんです。

墨を含むとよく動き、墨が少ないと動かなくなる。

筆は穂の部分に墨という液体が含んでいる、という構造をしていますね。

言うなれば棒の先っちょがスポンジとかタオルみたいになっているわけです。

ということは、

墨をたっぷり含ませた穂は柔らかくよく動き、

墨が少なくなったカラカラの穂はかたくなりほとんど動かない、

というわけなのです。

この性質を踏まえた上で文字を書くと、表現の幅がうんと広がります。一層作品がよくなりますよ。

筆が大きく動くとき。

では筆が大きく動く場合は文字のどんなところを書くときでしょうか?

それは、

・払い

・折れ

・長い線

・太い線

となります。

穂がグッと開き、墨がブワッと出てくる。

スムーズな穂の開閉が筆の動きを決めます。

紙の上の滑り方も墨が多く含んでいるほうが良いです。

墨が多く含んだ状態のデメリットとしては

・にじむ

・線が出にくい

ということがあります。

筆に墨が含まれていない。

逆に、墨が少なく墨があまり穂に入っていない、というときにはどうなるでしょうか。

穂は固くなり動きが少なくなります。紙の上での滑りも悪い。

これも使い方によっては必要なものです。

・特別小さく書く場合

・漢字の部品が小さいとき

・細く書きたいとき

といったところでしょう。

こちらもメリットもあるしデメリットもある、ということに。

使い分けられることが一番良いんです。

まとめ。

ということで、

全ては“使い方”。

その場所その場所に合わせて、

穂に含ませる墨の量を調整することができると一段階レベルが上がります。

慣れてくると、

今、筆の穂にどのくらい墨が含まれているのか、書かずとも分かるようになります。

もし穂に含まれている墨の量の想像が付かなくても、

「ここは払いだから筆が動く場所だ。墨を付けよう」

といったん立ち止まり穂の準備をすればいいですし、

「ここはうんと小さく書きたい。少し筆から墨を落とそう」

と反故紙(ほごし、すいとり紙のこと)で拭き取ってもいい。

ここまで頭を悩ましながら“作品”を作っていくと良いんです。

穂の状態を想像して作品を書いていきましょう。久しぶりに真面目でした。

しょうじ書道教室でした!

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