こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
昨日、とある会社から電話がかかってきましてね。
聞くと「秋田市の書道教室様にも加盟していただきたく」ときたもんだ。
なんでも、
「当社でやっている福利厚生メニューの提携先として加盟していただき、様々な会社の社員の方が福利厚生の一環として利用する」
という。
ここまでは(良い話だなー)と思って聞いていた。
提携先として登録するだけならこちらはなにもリスクも負担も無いわけだし。
短期受講でも生徒が増えるのはありがたいし。
そして話は続き、
「提携先登録として、条件がありまして」
ほうほう、
「2年間で40,000円お支払いいただき…」
こっちが払うんかーい!と壮大にズッコケた。
ふでれん!書道教室の先生が書くブログ on Twitter
いま「福利厚生の提携先として加盟して下さい」と電話が来た。良い話だと思ったら、2年で4万円こっちが払うんだって。なにそれー。 #それ福利厚生じゃない,#サングローブ株式会社,#丁重にお断り,
あまりに話が飛んだので、
「どうしてうちの負担でお金を払うのでしょうか?福利厚生であれば契約している企業側が負担するのでは?」
と思わず聞いたところ、なんだか要領を得ない話しぶり。
あーそうか、これはいわゆるそういう話なのね了解了解…と丁重にお断りした。
「短期受講でカリキュラムの準備等々書道教室様の手間が増えるでしょうから一定額をお支払いしますので提携してほしい」なら話はわかる。
まあ都会にありがちな壺やハンコのたぐいですな。
久しぶりの生徒さん。
そして昨日、1年ぶりに教室に来た大人の生徒さん。
諸事情あり休会していたのですが、また始めたいとのこと。
こういうお話は嬉しい。
「筆を持つのがしばらくぶりだったので、ためしに家でも書いてみました」
と作品を持ってきてくれた。
見てみると基本点画は忘れておらず、何も問題なさそう。
また前と同じように練習しましょうねー、と相成りました。
一般・大人の生徒さん、スタートはこのように。
これが例えば「全然やったことがないのですが…」「小学校以来一度も…」という方も当然いらっしゃいます。
そういう場合はごく簡単なお手本から始めてもらっています。
例えば“横線”の練習。
これでも難しい場合、1枚に4文字や2文字など大きく書いてもらいます。
あとは縦線練習とか、
横線は書ける。縦線はニガテ、なんて場合もあります。
“おれ”の練習。
このように部分的に練習していきますよ。
左払い、右払いの練習。
ある程度やった方でも、このようなお手本で一度書いてもらいます。
するとこちらも「どこがニガテで、どのくらい書けるか」というのが分かりやすい。
苦手な部分のみ、とか。
“ひらがな”とか。
「きとり」が大きいね。なんでだろ。書いてるひらがなには特に意味はありません。
大人になってからの「ひらがな練習」は思いのほか楽しいですよ。
大人になると改めて「ひらがなを練習する」ってほとんどありませんからね。
日本人のDNAでしょうか。ちゃんと書いたひらがなは習っていなくても、誰が見ても「美しい」と感じるようです。いやそれほどでも。
まとめ。
ということで初心者の方でも入りやすいお手本をたくさんご用意しております。
希望したお手本を書くこともできますよ。
おかしな電話も来ましたが(笑)、普通に企業様の福利厚生の一環としての講習も承ります。
事務方のみなさんにペン字を指導するとかね。
経営者・事業主のみなさま、コロナで大変だとは思いますが精一杯やらせていただきます。
よろしくお願いします。
しょうじ書道教室でした!