こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。タイトルは盛りましたよ。家族で面倒みてもらいました。ありがとう迷惑かけたわ。
NHK「沼にハマって聞いてみた」が書道をテーマにしていたので見てみましたが…、
もうちょい突っ込んで欲しかった…！かなー。
なぜか「高校生だけ」の取材範囲だったんだよねー。新鮮味が無かった。
“部活”でもなく“書家”でもない、
もっと枠から外れた試みをしている「20歳前後の人」たちを取材してほしかったなー。
なまった身体が重い…。
今日から普通に起きて普通に仕事します。
周りからだいぶ遅れて、2020年の仕事初めです。もうグダグダだな。落ち着け、回復の呼吸をするんだ。
だいたいの人が9連休でしたでしょうか。私は去年12月28日(土)は教室のお楽しみ会だったので仕事日としてカウントすれば、
翌29日(日)から数えると11連休。なんだ2日多く休んだだけか。たいしたことないじゃないか。
それでも1月6日〜8日と3日連続で稽古を母と変わってもらうことになり、病気で仕方ないとはいえ肩身の狭い思いでした。
こういうときに手伝ってくれる人がいると本当に助かるんだけども。ワンオペ書道教室の弱点だ。
2020年、日々感謝を探すことそして指導者候補を探すこと、というテーマになりそうです。もしかしたらあなたが、突破し、受け継ぐものかもしれない。
鬼滅の刃を読んだ。
ここまでの文中に意味不明な一文が紛れていたことにお気づきでしたか。わたくし病床に臥せっている間に、
現在超人気漫画「鬼滅の刃」を1〜18巻まで読了してしまった！！
のであります。ねえ鱗滝さん。
この鬼滅の刃。バリバリの少年漫画です。鬼が出てきて剣で退治する。バトルマンガです。王道。
時代は大正。大正浪漫で剣客奇譚といえば“るろ剣”が思い浮かびます。
吸血鬼が出てきて、鬼退治とくれば“ジョジョ”が思い浮かびます。
鬼退治の強い剣士が炎だの水だの風だの属性付けてズラリと揃えば“ブリーチ”が思い浮かびます。
己の戦闘能力を飛躍的に向上させる呼吸法が出てきます。これまた“ジョジョ”ですし、この呼吸法を戦闘中のみならず日常的に扱うことでさらに強くなるところなんかスーパーサイヤ人が進化するくだりと同じ。
鬼滅の作者さん、相当の勉強家と思われます。古今東西の物語の王道を押さえている、過去のジャンプマンガの王道を研究している。
スターウォーズしかり“冒険物語”のひな形というものは古典文学で完成しているといいます。誰ですか鬼滅はパクりだと言ってる人は。100％オリジナルなんてこの世の中にありませんよ。外さないスベらない完成されたひな形に、過去作品のオモシロ要素を重ねて重ねて昇華させていくのが文化の歴史です。まあ知っている人には当たり前の話。
ちゃんと勉強して研究して自分の作品に加えていくから絶対に面白い。マンガ家目指してる人は絵から入っちゃダメだと思う。それはイラストレーターの道。マンガ家の道は物語の道。お話づくりが中心だと思う。盲目の琵琶法師みたいなもんだと思うんだ。語り部っていうのかな、ストーリーテラー。
ということで鬼滅の刃、間違いなく面白いです。
登場人物の背景とか身の上話とか、葛藤とか悩みとか、コンプレックスとかをまあ切ない形でちょこちょこ挟んでくるんで泣けるんです。これが昨今あまりなかった部分かな、評価が分かれるところでもあるかも。
スタイリッシュにかっこいいところだけ見たいって人には向かない。
汗臭いし泥臭いしかっこわるいところも全部見せてくる。もがく・あがく。人間って二面性がある。善悪が内在する。しかたない。人間だもの。
鬼滅はかなりの人気で町の本屋では売り切れていてさらには万引き騒ぎも起きているというとかで社会現象になりかけてるじゃないの。私はkindleで読んだので在庫とか関係ありませんが。秋田の本屋でもこうなんだろうか…。
伊之助のかわいさったらない。
kindle×鬼滅の刃、でどぞー。
しょうじ書道教室でした！