こんにちは。しょうじ書道教室です。
手本、間違えたー!!
なんと!
ただいま作成中の12月手本、間違えましたー!
数日前の記事ですが、
「地球」は、小4課題ではなく小3課題でしたー!ハイ、没!
というわけで20枚ほど没に。
小4は「葉書」、小3が「地球」だってさ!
単なる私の見間違い。オマエはアホかー。
「葉書」はナイス課題!でも難しいよな。
あ〜あ、課題間違えちゃった。
よくあるよくある。
課題を見間違えて書き直し。
全体の半分以上書いたあとに間違いに気付いたこともありました。
それに比べれば軽傷ですわ。
さて。
気を取り直して小4「葉書」を書きましたが。
これ、良い課題ですね。横線が多い文字が2つ。
書く前にイメージトレーニング。
さて、みなさんならどういうお手本を書きますか?
答)横線が多い文字の場合は、線と線の隙間を「等間隔」にする。
まあ、そうですね。模範的。
間違いではないですよ、はい。
隙間をね、同じくらいにしてね、はいはい。
ホントに等間隔でいいの?
“等間隔”と教わりますね。最初はね。
でもね。久しぶりに古典を紐解いてみましょう。
「葉」と、
「書」、
まあ、等間隔に見えるかも。
しかし、こう見ることもできます。
「書」の上部と、日の部品。
少しすっきり見えませんか?
そして、
真ん中と日の上は他より狭く見える。
まあ「そう見えるっちゃあそう見えるけど」くらいのわずかな差。
実験してみる!
それでは実験してみましょう。
等間隔で書いたもの。
古典のように上部と日をやや広くしたもの。
どっちが良く見えるかな〜。
まあ、そういう見方もあるんだよということで。
それらをふまえまして「葉書」!
ということで“等間隔”だけでは文字は美しく見えませんぜ、というお話で。
小学校では「整えて書く」ということが大きな目的なので、
「等間隔に揃えて書きましょう」となるんです。
日本全国、都市部の子どもも地方の子どももひっくるめた小学生向けの基本中の基本の文字。それが書写。
まとめ。
古典を参考に「葉書」のお手本を書きました。
「葉」の字のほうもひと工夫してますよ。どこか分かるかなー?
まあ等間隔で用は足りるのですが、
ここまで考えて書くということを日頃から考えているのが書家なのでございます。
私はペーペー書家ですがね。
こういうのって面白くないですか?
これが「書道」。
やっぱり古典って楽しいなーと思える課題でした。
小学生にここまで教えることはあまり無いですけど。
でも小学生たちにはこういう問題点もあるんだよね…。
古典やろうぜ!
しょうじ書道教室でした!