ふでれん!

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小さい教室 その6

小さな教室 その5の続き。

問題4.子供を集めると、近所の人に迷惑がかかる

「習字を教えてみたい・・・」
「でも、子供達が迷惑をかけないかしら?」

子供のやることは予測できませんし、もしかしたらご近所にご迷惑をかけることになるのかもしれません。

イメージしてみましょう。

もしあなたが順調に書写の勉強をしていき、小さな教室を始めたとします。

毎週、子供達が数人通ってきます。

小学生のにぎやかな声を暖かく見守って下さる方もおれば、「静かに暮らしていたのに、近頃子供が騒がしいなあ」と苦い顔をする方もおられると思います。

車での送り迎えで通ってくる子供であれば、駐車場の問題もあります。

外でゴミを捨てるかもしれません。
道路で遊び始めるかもしれません。

問題4.を解決!

さて、この問題の解決法を探っていきましょう。

実際教室を開いたとして、事前に色々な準備がありますが、なかでもご近所さんへの気遣いは欠かせません。

お隣や前後左右のお家にご挨拶に伺ったり、日頃からの挨拶や会釈が大事。

もし、自分の生徒がご迷惑をかけることがあれば、その時はちゃんと謝りにいきましょう。
子供に注意するよりも、まずはご迷惑をおかけした方へ謝りにいきましょう。

自分の教室からのゴミじゃなくても、ゴミに気付いたら拾いましょう。

子供達との何気ない話で、自分が思う「マナー」の話をしたり。
何も小難しい話はいりません。
子供達とは、習字を教えるだけでなくいろんな話をしましょう。

いろんな話の中で気付くこともあるでしょう。

そして、“子供が”ではなく、自分が気付くのです。

先生である自分が日頃から気を付けていかなければいけません。
教室は、先生である自分のカラーが出てきます。
そのカラーに染まる子供。

ということは、何よりも自分が普段から良識的に振る舞わなければなりません。
公衆マナーやエチケット。

未熟な、駆け出しの町の習字の先生は、子供と一緒に成長していくようつとめましょう。

たかだか「町の習字の先生」にも多くの身につけるべき事がありますね。
・書写の文字を書く技術
・教える・伝える技術
・子供とのコミュニケーション
・マナーやエチケット

初めから全部出来る人なんていませんし、10年やっても充分に身に付くものでもありません。
私もまだまだ未熟者。

この記事、結果的に自分に向けた記事となりました。

精進いたします。
ありがとうございました。

小さな教室 その7へ。

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