ふでれん!

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小さい教室 その5

小さな教室 その4の続き。

問題3.自宅を汚したくないし、教える場所がない

それでは、次の問題はどうでしょう。

自宅を汚したくない。または、教える場所がない。という問題。

自宅はできれば汚したくないと考える人はいると思います。
人に習字を教えるようにはなりたいけど、自宅は使いたくない。汚したくない。

この問題も難しそう。
どうすればいいでしょうか?

問題3.を解決!

それでは、他の場所を借りることにしましょう。
レンタルスペースや、公民館。
なるべくお金がかからない場所がいいですね。

自分も子供達も通いやすく、しかも借りるお金も高くない。
これまた難問です。

立地が良い所は当然高いですし、公民館は利用方法に様々な規則があります(その場所にもよりますが、「月謝をとってはいけない」等)。

この「小さな教室」は生徒5~10人くらいの規模を考えています。

ご近所の小学生に、正しく整った書写に基づいた文字を教えて、

地域に貢献しつつ、子供達と楽しくコミュニケーションをとり、

小規模ながら、細く長く自分も楽しみながら教えていける。

こんなイメージを抱いています。
月謝はきちんといただいて、収支がマイナスにならず、自分がする書道の勉強のための本代や紙・墨代がまかなえると尚いいですよね。

「10人くらい生徒が来るとして・・・賃料がこのくらいで・・・」
なんて皮算用でスタートすると、確実に赤字でしょう。長続きしません。

“小学生に正しく整った書写の文字を教える”という活動が、その責任を果たせずにすぐに終わってしまうようでは、やる意味もありません。

人様に文字を教えることは、数年にわたって続かなくてはその責任を果たせないと思うのです。

結局、どうすればいいの?

話がなんだか大きくなってしまいました。

ポイントは、
「字を教えて、その子がある程度上手になるまでに2・3年はかかりますよ」
ということ。

なので、
「2・3年は確実に続けられるようなやり方にしよう」
ということなのです。

ですので、どこかに場所を借りるということはとてもリスクが高いので避けましょう。
(最初から、「習字を習いたがっている小学生が5人確実にいる。どこかに教えてくれる人はいないかなぁ」というような例であれば、また違いますが)

ですので、この問題の解決策は、
自宅に教室を開く
ということにしたいと思います。

少しくらい部屋が汚れても、きっと楽しいですよ。
汚れにくくする工夫もできますし。
(壁に透明シートを貼ったり、床にリフォーム用のシートを敷いたり)

まず、それよりなにより「書写の勉強」が第一です。
いつでも声がかかってもいいように、書写の勉強をしっかりとやっておきましょうね!

小さな教室 その6へ。

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