こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
子どもたちの鉛筆の持ち方、気になりますね~。
直せるものなら直したい…と思っているお母さん方はたくさんいらっしゃると思います。
書道教室での指導。
書道教室ではもちろん鉛筆・筆の持ち方は気をつけさせています。
持ち方と字を上手に書くことは直結してますからね。
持ち方がいいと、字は上手に書ける。
しかし、正直なところこれがなかなか直らない…(汗)。
基本的に週に一度のお稽古ですし、
そのお稽古中に、
「こう持ってねー」
と直させてもそれが身に付くかというと…(汗)
週に一度の小一時間で直せれば誰も苦労はしません。
それでも書道教室に通い続け、定期的にちょこちょこ言われていると直ることも多いです。
大事なのはご家庭での声かけ。
あわせて言い過ぎにも注意。
優しく、それとなく、さりげなく。
習字の先生、思いついた!
持ち方直さないと上達にも限界があるよなー、といつも思っていました。
が、ある時思いつきましたよ!
そうだ!!あれだ!!
万年筆を使わせよう!!
これで子どもたちの鉛筆の持ち方が良くなるかも!
なぜ万年筆で鉛筆の持ち方が良くなるの?
どうして万年筆を使うと持ち方がよくなるのでしょうか?
私個人の推測で、確かな根拠はないのですが。
・万年筆はペンを寝かせ気味に書かないとインクが出にくい。
・KAKUNOのペン先にはスマイルマークが彫り込まれており、子どもでも意識してペン先を前に出すよう工夫されている。
・KAKUNOの首(指で持つところ)は3角軸になっており、自然に良い持ち方になる。
・ペンを立てて書くと、書き心地がカリカリして書きにくい。
・ペンを寝かせ気味にして書くと、ツルツル、スルスルな書き心地で気持ちいい。
・力を入れなくてもインクがつくので、手に余計な力が入らない。
・子どもにとって、消しゴムで消せない「ペン」は特別なもので緊張感が出る。
と、良いことずくめ。
まとめ
ということで本当に効果があるのかはこれから検証するのですが、
持ち方が良くなればさらに上達しますし、
悪い影響は考えられないので、何かしらの役には立つのではないかなーと思っています。
万年筆には子どもたちの自分の名前が“名入れ”されていますので、
マイ万年筆を持った子どもたち、張り切って練習していますよ!
1回目の注文分の万年筆はすでに子どもたちに手渡しており、練習も始まっています。
2回目注文分は先日届きましたのでこれからお渡ししていきます。
3回目もすでに注文は終えて、商品の到着待ち。
ちなみにいまのところ、
対象学年は、
・新3年生以上で
・自分から「やってみたい!」と興味を持った子どものみ
としています。
無理にはやらせません。
新1年生、新2年生はまだ鉛筆でもいいかな?
筆圧のコントロールが少し難しいかなーと。
それとも1・2年生から万年筆で書かせたほうが持ち方は良くなるかも?
三つ子の魂、百まで
ってことわざあるしね…。
大人も子どもも、万年筆をオススメしますよ!
万年筆で教える書道教室、しょうじ書道教室でした!