今回は、硬筆課題で使われるパイロットのデスクペン(2,000円)にコンバーターを取り付けて、自分の好きなインクを入れてみよう!ということをやりたいと思います。
コンバーターって何?
コンバーターとは、インクを吸入する注射器のようなもの。
コンバーターは各メーカーごとに出していますので、PILOTのペンにはPILOTのコンバーターを。プラチナのペンにはプラチナのコンバーターをご用意下さい。
(それでも適合しないペンがありますので、購入前に確認を)
デスクペンをこれから購入する方はPILOTのサイトで型番を確認し、コンバーターが取り付け可能か確認ください。
サイトを見ると3種類のデスクペンどれもコンバーターが付くようです。
今回使用するのはDPN-200、2,000円のデスクペン。
これにコンバーターを取り付けます。
公式サイトのコンバーターのページでまずは予習。
コンバーターにも種類があり、容量の大きさ、プッシュ式/回転式などがあります。
これはお好みでどうぞ。あまり違いはありません。
個人的には、回転式よりプッシュ式のほうが使いやすく感じました。
準備するもの
- デスクペン
- コンバーター
- お好みのインク
- ティッシュ
準備するのはこれくらい。
絶対に手がインクで汚れますので、ティッシュを用意してください。
よそ行きの一張羅なんて大事な服を着てるときはやらないでくださいよ!
作業開始!
インクカートリッジが入るところにコンバーターを取り付け。しっかりと奥まで押し込んで下さい。
一応、動作確認。つまみを回して、シリンダーをいっぱいに下げてみる。
大丈夫ですね。
シリンダーがちゃんと下がっているのを確認してからインクボトルに入れましょうね!当たり前ですけど。(自分は一度失敗している・・・)
冒険できない性格・・・。
ちなみに現在の手持ちインクは、
堅実すぎる!アナタは何が楽しくて万年筆とインクを使っているんだという・・・。
必要なモノから揃えていったらこうなりました。マジメ。
セーラーのインクボトルの注意書きを読むと、一度ボトルを逆さにして、静かに戻してからフタを開ける、となっています。
シリンダーが下がっているのを確認して、いざ吸入!ペン先がすっぽり隠れるくらい、インクの中へ入れる!
あれ・・・あまり入ってない。ちゃんとペン先まですっぽりインクに入っているんですけどね。このあとインクを一度戻して再度チャレンジ。
ベチャー。ほらね。手が汚れるでしょ(何度かやっているのにいまだこんなに汚す人いない)。
半分以上は入ったので良しとしましょう。やっぱりプッシュ式の方が楽。
回転式もプッシュ式もペン先をどっぷりインクにつけたまま、何度か上げ下げする(プッシュ式は押す)と入ります。
ペン先周りについたインクをティッシュで拭き取って、試し書きをして終了。
この後、ふたたびカードリッジで使うなら、ペンの中でインクが混ざらないように一度水洗いを。
水洗いの場合、発泡スチロールのトレーなんかを取っておいて、ペン先をひと晩水に浸けて。
次の日、水をきってさらに丸一日くらい乾燥させて。そのあとカートリッジを入れて下さいね。
まとめ
今回は回転式のコンバーターをデスクペンに取り付けました。
カスタム74にはプッシュ式がついています。
やはりプッシュ式のほうが楽なような気がします。
お店に在庫があるならプッシュ式を。
コンバーターにすれば、何色のインクでも入れられる。選べる楽しさがありますよ!
それでもデスクペンといえば硬筆やペン字の練習用。あまりインクでは遊べませんね。黒か、せめてブルーブラック。青系といってもあまり鮮やかなモノは硬筆課題には使用できません。
どうして万年筆のインクボトルって、こう魅力的ですかね・・・。
遊びのインクならペンも遊び。
1,000円万年筆カクノもコンバーター対応ですし。
お手頃な値段(1,000~3,000円)でカワイイ万年筆、初めから吸入式のものも色々ありますからね。
スケルトンな万年筆にすれば、インクの色が見えてキレイです!
夏のボーナスでひと揃え買ってもいいですね~!