こんにちは、しょうじ書道教室です。
市民憲章の習字課題解説をしていきます!
中学生の市民憲章は、国語の先生に申し込む形のようですね。
もう夏休みに入ってしまっていますが、書きたい人は、
平日の昼間など、学校には先生がいらっしゃると思うので問い合わせてみたらいかがでしょうか?
締め切りは夏休み明けのはずですので、期日的には間に合います。
【注意】この市民憲章、習字の課題としては難易度高めです。
まずは半紙におさめる(うまい下手よりも、完成させる)ことを目標としましょう。
中2課題「環境美化」
中2課題「環境美化」です。ここから行書だよ!
すごいピンボケ!許して!
行書は右上がり!
筆脈(流れ)を意識してね!
「環」
「環」は、四角い部品に丸みをつけて書きます。
四角い部分は中が大事。
しっかりと筆を立てて、筆先を使って。
つぶれないよう、中が明るくなるように。
「境」
お次は「境」。
先に書いた「環」、そしてこの「境」、
王偏や土偏などあまり場所をとらないように書きましょう。
横線を短くしていくのですが、線を短くしつつも行書っぽく書くのが難しいかな?
基本は右上がり強め、です。
立のバランス、お日さまの丸み、左右の足、
どこも気を抜けない!
左右の足は、楷書で書く書き方を念頭に。
左払いは長く、右足はそれよりも下にいかない!
「美」
お次は「美」。
先に書いた1行目「環境」と、
これから書く2行目「美化」とでは、
文字の粒の大きさが違います。
「美化」が「環境」に負けないように、
「美化」を大きく書きましょう。
頭の“羊”の大きさに注意。
羊の大きさ、大の大きさ、ちゃんと違いが出るように。
“大”は下に払わず、横に広げる!
「化」
最後は、「化」。
あまり行書っぽくならない字ですが、丸みをつけつつ書きましょう。
これも楷書での書き方を頭に入れて。
人偏とヒの字を段違いにします。
あまり行書っぽくならないなー。
中2まとめ。
「環境」まで、
四角い字がつぶれないように、字の中が明るくなるように、
筆先を使って書きましょう。
後半、「美化」です。
画数が少ないのでやや太くし書いていきます。
画数の多い「環境」、
画数の少ない「美化」、
バランスが取れるように。
秋田市市民憲章、中2の習字課題解説はこれにておしまい!
次は中3の解説やります!
お楽しみに〜!
季節感があるようなないような昨今、
こういう本がよろしいのです。
季節に耳を澄ます、という感じ。
感性の解像度が上がる感じ。大人の方に読んでほしいなー。