ふでれん!

Read Article

筆の扱い方は様々ですが。

筆の扱い方は様々ですが。

こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。

みなさん、毎日毎日筆持ってますか?

頭で考えるよりも。

当教室・主幹の筆使いをビデオで撮影。


秋田弁でなにやらゴチャゴチャ喋っていますが気にしないでください。

経験を重ねるほど、練習を積み上げるほど、筆の使い方はごく自然に。

これはそこで指導する先生の方針にもよりますが、

私個人的にも、あまりこねくり回すのは好きではありません。

兼毫筆に限りますが(ごく普通の一般的な筆)。

なるべくシンプルに線を出していきたい。

くどくどと説明したり理屈を述べたり、

あーだこーだといろいろと言いますが。われわれ指導者側は。

とはいうものの、量に勝る上達方法はないわけで。

決定的に量が足りない。

不自然にこねくりまわすことはありません。

起筆から送筆、そして収筆まで。

小手先でどうにかしようとしているうちはまだまだなのです。

押さえておきたいポイント

・筆を立てる
・穂の腰を使う
・穂先を使う

当たり前ですがこれが基本です。

量をこなすと余裕が生まれます。

余裕が生まれると書きながら色々なことを考えたり気にしたりできる。

さらにポイント

・肩を張らない
・肘を下げる
・軽く持つ
・指先に伝わる感覚を大事にする
・穂先の曲がりを想像する

あとは練習あるのみ。

量をこなす。

第一の目標は半紙ひと箱1000枚。

まず1000枚書けば“書”がどういうものか分かると、かの村上三島先生がおっしゃったとか。

1000枚書いても「どういうものか分かる」くらい。

量に勝る上達方法はないのです。

1000枚と言っても構えることはありません。

1年で1000枚書くなら、1日3枚。
半年で1000枚書くなら、1日6枚。

少なくても1000枚程度は書かないと固さが取れず、書くたびにいちいち緊張してしまいます。

これは子供の場合も一緒。

さすがに小学生には1000枚なんて言いませんが。

多ければ多いほうが、緊張せずに書けます。

気楽にたっぷり取り組みましょう。

しょうじ書道教室でした!

Return Top