夏休みもあとわずかとなりましたね!
子ども達は宿題の進み具合が頭をかすめ、お父さんお母さんは心の中で(もう少しで終わる・・・)と肩の荷がおりることにほっとしていることでしょう。
例年、頭を悩ませる子どもの『夏休みの自由研究』。
いつもギリギリまで完成しない!決まらない!とお悩みの方、必見です!
今からでもギリギリまだ間に合うか?自由研究にもってこいなのが習字です。
今回のお手本は『秋田市民憲章』です。
これは毎年、夏休み中に書き上げて学校へ提出し、審査・表彰されるコンクールです。
主催は秋田市民憲章推進協議会で、秋田市内の小中学生なら誰でも応募できます。
学校経由で出品してみてください!出品無料!
こちらが秋田市民憲章の要項です。
【ご注意】—————————-
この、『夏休みの自由研究として習字を提出する』ということについて気をつける点があります。
それは『習字』が自由研究として認められるかどうか、担任の先生によってかなり差があるということです。
ここは毎年思うところがあるのですが、なぜ“認めない”先生がいるのか・・・???
以前子ども達から聞いたことがあるのは、その先生いわく、
「習字は1日あれば書けるからダメ」
というものでした。
これが、むむむむむーーーー?なのです。
習字を習っている子・習っていない子、どちらもいます。
上手な子・上手ではない子、それももちろんいます。
習字は1日あれば書けますが、それを完成させるまでにはいろいろと苦心すると思うのです。
1日でできるかもしれませんが、1枚書いただけで提出できるレベルのものは書けないと思うのです。
あまり上手ではない子はもちろん苦労して書くでしょう。
ましてや上手な子や習っている子のほうが目が肥えている分、自身の作品を見る目も厳しいでしょう。
「わたしもっと書けるし!これはちょっとヤダ!」
子どもによっては丸一日書く場合もあるかもしれません。
どんな子だってラクして適当に書いたモノを学校に出すか?といったら、それはほとんど無いと思うのです。
親御さんもチェックするだろうし・・・。
ダメ!といったその先生はきっと習字がお上手なのでしょうねー。
ということで、仮にもし『習字は自由研究として認めない』先生であっても、秋田市民憲章に出品するんです!ということで提出すればいいのではないかな?と思います。(その場合、やはり“自由研究をやっていない”ということになるのでしょうか・・・?未確認。)
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さて本題。
(※これらのポイントは、当教室独自の解釈です。私は審査員ではありませんのでご了承を。)
小学1年生
小学1年生の課題は「ひと」です。
書くに当たってのポイントを解説です!
(※注意!!数字は書くに当たって気をつけたいポイントです。書き順ではありません。)
ポイント1
◎ひ、5回とめるよ!
ひ、を書くときは『5回』とめるところがありますよ!
5回止めると上手に書けます!
さらに、2回目と4回目を近づけると、なおいいですね。
空間をタマゴの形にするのもお忘れなく。
ポイント2
◎と、中心に向かって!
と、の1画目は左上から中心にむかって書いて下さい。
2画目はぐぐぐーっとおしりを出して、止める。
と、はわりと簡単なので、ひ、がうまくいくといいですね!
筆で書く前に鉛筆でたくさん練習するのもいいですよ!
名前は「一ねん ○○○○」と書きます。漢字が書けるなら「一年」でもいいと思います。
「1ねん」とアラビア数字にはしないでくださいねー。
小学2年生
(※これらのポイントは、当教室独自の解釈です。私は審査員ではありませんのでご了承を。)
小学2年生の課題は「きまり」です。
(※注意!!数字は書くに当たって気をつけたいポイントです。書き順ではありません。)
き・ま、がついつい大きくなってしまうようですねー。
ポイント1
◎き、横線2本を上に!
最初の横線2本は上の方にまとめて書いておきましょう。
ポイント2
◎き、まん中から外側へ!
横線を突き抜けるたての線、ここはそらせながら外側へ向かいましょう。
背中をそらせるように!
ポイント3
◎ま、横線2本を上に!
き、と同様に、ま、も横線2本を上の方にまとめて書いておきましょう。
ポイント4
◎ま、リボンの形!
ま、のむすびは「リボンの形」に書きます。
学校では「おさかなさん」と指導するらしいですが、私個人的にはリボンの形の方が“ハリ”があって好きです。
気になる方は学校の書写に準拠して“おさかなさん”の形にしてください。
ポイント5
◎り、短い線を外へ!
短い線はちゃんと短く書きましょう。
そして外へ張り出すように。
ポイント6
◎り、左へ流さない!
り、の長い方の足は、あまり左へ流さずに、下へ向かって払いましょう。
あとは名前を大きく書いて仕上げましょうね!
さて、次は小3・小4のお手本です!
お楽しみに!