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祥碩堂・良寛という高級墨液を使ってみたよ!

祥碩堂・良寛という高級墨液を使ってみたよ!

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しょうじ書道教室

こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。

祥碩堂の墨。

うちの教室では、子どもたちの墨液は

・祥碩堂「もどーる」

という墨液を使っています。

この「もどーる」は学童用とはいえ締まりのある黒色で、

私は気に入っております。

子どもたちがたまに某スーパーで販売している別の墨液を使っていても、

もどーるとの違いがすぐわかる。

分かりやすい違いは、黒と白のメリハリ。

黒白の境目がシャキっとしている。

スーパーの墨液は境目がぼんやり。

良寛という作品用高級墨液。

この祥碩堂が「最高級」と謳っている墨液が『良寛』という墨。

良寛

200mlのもの。

500mlのもの。

これを今回、私の作品制作にて使ってみることにしました。

展覧会出品には墨を磨るべし。

公募展に出品する作品を書くときは

「磨った墨で書くべし」

と言われています。

硯を用意し固形の墨を磨る。

・固形墨=本番用

・墨液=練習用

というわけです。

しかし固形墨といっても全てが良いわけではなく、

種類によっては、

磨ってみるともったりとした書き心地のものがあったり、

(安いものに多いかな?)

とても固くていつまでもさっぱりおりない(磨る墨は“墨がおりる”と表現します)ものや、

磨っても磨っても、墨は短くなるものの全然濃くならない

困った固形墨もあります。

固形墨には、普段から使い慣れていないと取り扱いが難しいという欠点がありますね。

近年の墨液。

そこで「展覧会用作品」にも使える、誰にでも扱いやすい墨液を

墨メーカー各社がこぞって開発しているわけです。

最近のものはどれも使いやすく、なかなかいい墨色が出ると聞いています。

なかでも祥碩堂の「良寛」は評判がいい。

@edsa1192さんのツイート: https://twitter.com/edsa1192/status/1118176426610446338?s=09

ということで私も使ってみることにしたのです。

最高級の墨液やいかに!?

ということで使ってみました。

容器から出した濃さはやや濃いめ。

書き味。

出してすぐそのままの濃さでも書いてみましたが、

書き味はサラサラとしていてとても良好。

水で薄めたり、固形墨で磨ったりして好みの濃さにしましたが、

サラサラな書き味はそのまま。

他の種類の墨を混ぜても問題なく使えるそうで、

安心して混ぜることができます。

多少薄くしても滑らかな書き味はそのままで全くもったりとしない。

筆が滑らかに動いてくれます。

墨色。

きっぱりと、はっきりとした黒。

立体感が無いのは墨液の宿命ですが、

この書き味にこの黒味であれば、

お値段ほどほどの固形墨よりも優れているかな。

これはスゴい。

はっきり言ってこれがあれば作品制作は十分という感じです。

しかし墨液。線が平板。

これだけだとイマイチその線が面白くない(パキッとした締まりのある黒色で良いけどね)。

なので固形墨は不要かというと、そうではなくて。

墨液良寛+お気に入りの固形墨、

という組み合わせがいいかも。

良寛をベースに、自分のお気に入りの固形墨をちょこちょこ磨る。

少しでも固形墨を磨れば立体感も多少出るし、

100%固形墨よりは手間も時間もお金も節約できる。

これで満足できなくなったら

100%固形墨に墨磨り機でも使えばいい。

書き心地はサラサラと本当に気持ちいい。

もたつく固形墨を

なんとかかんとか扱う面白さってのもあるんだけど、

この書き味はやや反則気味(笑)。

それくらい書いていて気持ちいい。

まとめ。

他のメーカーさんにも高級墨液ってあるので、

もっと良い墨液があるかもしれませんが、

この墨液を自分の陣営に引き入れて損はないかと。

墨液は常に新鮮なほうがいいと思うので、

使い切る程度の量を求めるといいかな。

良質の固形墨を買って機械磨りする手間を考えたら、良寛の価格もそんなに高くないよなー。

中濃墨200mlで、

二八、行草体、3行を書くと、

30枚くらい書けるかな。おそらく。

ここらへんは人それぞれなのであくまで参考までに。

しょうじ書道教室でした!

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