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プラスアルファがある書道教室!「+α!しょうじ書道教室!」

プラスアルファがある書道教室!「+α!しょうじ書道教室!」

こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。

雪、多いっすね。

「雪かき7割」なんて書いたけど、ちょっと無責任だったかな・・・(汗)。

“さきどり”のお手本。

ということで。

学生部では、ただいま3月から始まる新学年のお手本を作成しております。

毛筆の手本・硬筆の手本と、ほぼ書き上げたのですが、

うちの教室では、毎月の指定の課題の他に「さきどり」と称して私が考えたものを書かせています。

「さきどり」は今のところ硬筆部門のみです。

どうせ文字を書くならちょっとタメになるものがいいだろう、という発想です。

この1年ほど、反対語みたいなものを選んでお手本を作っていました。

大きい⇔小さい、広い⇔せまい、みたいな。

うちの教室のお稽古は、週に1度、月に4回、硬筆・毛筆の両方のお稽古を実施しています(振替自由)。

この週に1度のお稽古で、しかも20分程度の硬筆の時間。

このわずかな時間でどれだけ(反対語などが)頭に入るのか・・・というとちょっと疑問なわけですが。

やらないよりはやったほうがいいだろうという。

ネタ探し。

どうせやるならちょっとタメになって、

意外性のあるものを楽しくやれれば(書ければ)いいなあ、と。

この“さきどり”はいまでも着地点が見つからず、試行錯誤を繰り返しています。

“さきどり”というだけあって、先の学年の漢字を書かせたこともありました。

いっそのこと当該学年の漢字を一気に書かせてみようかな?とも思いましたが、

「漢字」って意味や使い方がセットになって覚えていないと意味が無いかな?とも思いまして。

単なる「漢字の先取り学習」では意味が無いような。

「県名」なども書かせてみたことも。

これも場所とセットになっていないとなー。

などなど“さきどり手本”になりそうなネタがないかな?と頭を常日頃からひねっているのです。グキ。

今回考えたネタとして、

〇古代生物の名前で練習。

アノマロカリスとかスミロドンとかダンクレオステウスとか書かせると面白いかなーと。

しかし全てカタカナ。小学1年生にはいいかもしれません。

ていうか、みんなその形すら想像できずにぽっかーん、となる可能性大。
不気味で怖い絶滅した古代生物30選
龍文先生はこういうの好き。

〇妖怪の名前で漢字練習。

天邪鬼、大蜘蛛、魑魅魍魎、鎌鼬・・・

ほら、妖怪ウォッチとかゲゲゲの鬼太郎とか、

子どもにはなじみがあるかなーと。

目玉のオヤジ、なんてのは簡単すぎるね(笑)。

〇必殺技な漢字で練習。

「魔貫光殺砲!!」(ドラゴンボール)

「北斗百烈拳!!」(北斗の拳)

「邪王炎殺黒龍波っ!」(幽遊白書)

とかね。青森の書道教室でやっていましたが。
弘前で「自由すぎる」書道展 「北斗の拳」「残念な体の生き物」などテーマに

こういうノリ、大好きです(笑)。

禁断の黒魔方陣・・・とかファンタジーでも可。

でも女子、置いてけぼり(笑)。

〇将来はお医者さん!な漢字練習。

副交感神経、消化器内科、心臓外科、歯槽膿漏、解離性大動脈瘤・・・

こわっ!!

でもお医者様になるなら書けるようにしないと。

英語かドイツ語じゃないの?という話は置いておいて。

小学生の漢字練習だってば。

〇サイエンス!な漢字練習。

超小型宇宙探査機プロキオン、とかね。

もうわくわくです。

南極周極流、とかね。

世界の海はものすごいゆっくりと循環してるんですって。海洋深層水、取っていいのか?とか疑問。

〇戦闘機や戦車もの。

戦艦大和、航空巡洋艦、とか。なんかカッコイイ。

紫電改って「紫電」の改造、っていうことなんだって。

でもこれさ、誤解を招く危険性も。。。

思想はいたって普通です。

〇身近なものは食べ物だよね!な漢字練習。

砂糖、食塩、味噌、醤油。

脂肪分、タンパク質、糖質・・・。

食品パッケージの裏とか見ると不思議な言葉が並んでいて面白い。

アミノ酸、酸化防止剤・・・。

あまり見ないようにしようか。

いや普通になんでも食べますけどね。

〇神様仏様!な漢字練習。

薬師如来、文殊菩薩、天照大御神、大國主神・・・

これもなー・・・。

ちょっとねー・・・。

やりづらいかな。

脳のリソース!別腹です。

子どもって興味のあるものは教えてもいないのにバンバン覚えていきます。(ゲームのこととか!!)

大人から見るとくだらないと思うようなことから覚えていきます。

でもそういう部分ってとても大事だと私は思っています。

役に立たなさそうなんだけど面白いもの、そういうものをたくさん頭に入れていた方が

脳のキャパシティが増える、

脳のリソースが増える、

ような気がします。(気がするだけです。専門外ですよ!)

「甘いものは別腹」なのです。

大事なのは

遊び心

なのかな、と。

なのでこの「さきどり手本」にもう少し遊び心を加えたい。

上手な字を覚えながら、何か興味のあることにフックさせたい。

そんなうまくいくかしら?とは正直思いますが(笑)。

試行錯誤の真っ最中です。

習っているお子さんたちに何か変化があったら教えて下さい。

毛筆のほうでも何かできないかな?

欲ばりな龍文です。

そんなプラスアルファ!があるといいな!しょうじ書道教室でした!

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