ふでれん!

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4日間、ありがとうございました!!

4日間、ありがとうございました!!

こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。

この1月5日~8日、アトリオンにて開催された当教室の発表会、

「書闊の会書道展」、無事に終えることができました!

ご来場されたみなさま、ありがとうございました!

来場者数は約650人!

この4日間で約650人の方に来ていただけました。

お正月明けの皆さま忙しい時期での開催、そして悪天候の中、これだけの人に来ていただけて大変嬉しく思います。
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過去の社中展から見るとやや少ない数字でしたが、開催時期や天候など悪条件が重なった中でのこの人数は十分に成功と言えるでしょう。

(冬の(積雪時の)展覧会は「ふらっと立ち寄ってみた」お客様が少ないのですね・・・。)

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1月5日(金)の9時から設置作業が始まり、書道用品業者さんに入ってもらい作品の搬入と設置。

当教室に所属する会のみなさんにもたくさん手伝っていただき作業を進めていきました。

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このような裏方の作業は、展覧会の華やかな雰囲気からは想像できないほど地道で時間のかかる作業です。

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搬入された作品の場所を決め、作品を箱から出し、ワイヤーを吊し、作品を掛ける。

3mもある脚立を何度も上り下りし、作品をひとつひとつかけていく。

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どの作品も数ヶ月かけて制作してきた、その人の努力の結晶。

ていねいに傷をつけないよう扱います。

表装するのも額を買うのもけっこうしますしね。

バラエティ豊かな作品たち。

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大作あり、小品あり、
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子ども達の作品もたくさんの方に褒めていただきました。

のびのびと書いていて、先生も鼻高々。

自分の作品を褒められるよりもうれしいものです。

この作品が欲しい!

会場で作品を見ていただいて、「この作品を譲って欲しい」と言って下さるお客様もいます。

今回も数点、どちらかのお宅に飾っていただけることになりました。

こういう場合、額代を頂くだけでお渡しすることが多いです。

飾ってもらえるだけでありがたいもので。

私、龍文の作品は・・・

ひとつも声がかからず!・・・残念!

欲しい方がいれば、額代のみでお譲りします(笑)。

そして、何でも書かせていただきます(笑)。

これからの書道。

書道や習字という文化的なものは、担い手がいないとあっという間に忘れ去られてしまいます。

こうやって定期的に発表の場を設ければ、たくさんの方に見ていただき、書の魅力を再確認できます。

私のように日頃から書に触れている人間にはもはや日常のものとなっていますが、

書があまり身近な存在でない方々にしてみれば、頭の中だけの書のイメージで。

それだけで考えていると月日が経つにつれ(そんなに大事なものでもないよな・・・)と思ってしまいがち。

しかしこうやって実際、目の当たりにすると(ああ、やはりいいものだ)と再確認できます。

子どもにとっては、学業に直結する文字を書くという行為。

大人にとっては、自分自身の身から出るものであり・・・。

文字を書くということは、楽しいようで恐ろしいようで。

文字は確かに自分から出るものなのです。

自分の文字を見るのが少し恥ずかしいのはそのためなのです。

子どもから大人の方まで、書道という文化のすばらしさを伝えるため、ここ秋田市で引き続き頑張っていきたいと思います。

まとめ。

原点といえば原点。時代遅れといえば時代遅れ。

たかが手書き、されど手書き。

この先書道はどのように変化していくのか。

少子高齢化とデジタルとAIとロボットが、新しい技術と価値観が、

波のようにいっぺんに押し寄せてくるこの先10年20年。

あなたは、しっかりと文字を書けますか?

子ども達には、しっかりと正しい文字を書き日本語を使い、それを武器に社会で活躍していってもらいたいですし、

大人の方々には、デジタルから少し離れ自分を見つめるゆったりとした時間をとってもらいたい。

きれいな文字の書き方や本来の文字の姿、漢字の知識や書の歴史などはおまけみたいなもので(こんなこというと怒られそうですが)。

子ども達と私達のより良い未来のために。

今後も様々なことに挑戦しつつ、現代のスタイルに合った書道の姿を模索して参りたいと思いますのでこれからもどうぞよろしくお願い致します。

最後に、この度の書闊の会書道展を開催するにあたりご協力くださった多くの皆さまに感謝いたします。

展覧会の準備・設置・片付け、会期中の当番などでご協力くださった会員・生徒・父兄のみなさま誠にありがとうごさいました。

しょうじ書道教室 東海林汎山・東海林龍文
江葉書道教室 鎌田江葉

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