ふでれん!

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初心者と中級者の間が広く空いているのかな。

初心者と中級者の間が広く空いているのかな。

こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。

今日は雨でしょうか・・・。

秋はイベントてんこ盛り。

半切作品もいよいよ名前書き。

名前を書き終えた順に、書道教室の印を押しています。

桜小1・2年生は昨日、持久走大会だったって!

お疲れさま。1年生はやっぱりお疲れでした。

2年生は意外と元気だったなー。さすが体力付いてきているんだね。

秋は持久走大会や学習発表会。

イベント盛りだくさん。

環境は一定にしたほうが上達するか。

半切を書かせていて気付くことは、

紙と筆が変わるとまるで違う感覚になるんだなーということ。

半切はその紙の大きさもまるで違ってくるけども。

半紙でも、

「いつもと違う紙」
「いつもと違う筆」

紙が変わると、厚さや表面が違う。滑りが違う。

筆が変わると、紙に置いたときの感触が違う。

いつもと感覚が違うと、頭の中で瞬時に微調整してやらないといつもの通り書けませんが。

小学生では難しい。

中高生や大人の人だってできるかどうか。

「いつもと同じ紙で、いつもと同じ筆で、いつもと同じように練習する」

のが上達のコツでしょうか。

ある程度書いてみて、自分の気に入った紙と筆がみつかったら数年はそのままで練習。

そのほうが上達しそうな気がします。

書いた瞬間、紙の違いや筆の違いが分かるくらいのレベルになったら、いろいろ試すのが楽しいでしょうね。

紙・筆・墨・・・。

墨だって慣れている人なら、変われば分かります。

書く前に、硯で筆と墨をなじませている間でも“あ?この墨はちょっとあれかもな・・・”と気付くことさえあります。

ということは。

紙や筆の違いが、書いていて分かるならば『脱初心者』。

紙や筆の違いが、書いていて分かって、それに合わせて自分の書き方を微調整できれば『中級者』。

ということでしょうか。

そうなると、初心者と中級者の間もけっこうひろく空いているような・・・。

初心者は脱しているけども、中級者でもない。

そんな人も多いのでしょう。

まあ、こんなふうに言葉で表すのはどうでもいいことで。

枚数をたくさんこなせば、おのずと分かってくるのであまり『ことば』にとらわれないようにしましょう。

今日の格言。
書けば分かる

以上。

しょうじ書道教室でした。

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