こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
いよいよ10月ですね。寒い寒い。
土日はのんびり。
疲れた身体を休めましょ。
追い越している!!
先日、土曜日のお話。
第5週目の土曜日なので普段だったらお休みにするところですが、さきがけ展の清書もあるし10月の土曜日のお稽古を1日休む予定だしで通常通りのお稽古日としていました。
教室を開いたとはいえ子ども達も忙しいようでいつもの7割程度。
あまり忙しくないお稽古となりました。
半切を書く子は半切を書き、半紙を書く子は半紙を書き。
最後のさきがけ展練習日となりました。
それでいつも通りのお稽古日として終えたわけです。
お稽古後、書かせたさきがけ展の半紙作品を見直して。
すでに出品準備を終えている作品と、その日書かせた作品と比べて、良い作品は差し替えるのですが。
けっこう差し替えに値する作品をみんな書いていてびっくり。
どれもこれも以前書いた作品を追い越している。
清書日には出ない清書。
清書日って意外と清書が出ないのが定番なんです。
いままでずーっと書いてきて。
毎回1~2枚、清書候補を取っておき。
それが毎週たまっていって。
清書日を向かえて。
締め切りになると、
「今日で清書だぞ~」
なんて号令をかけて一番丁寧に書かせる。
でも、実際一番良く書けている作品は清書日に書いたものではなく。
清書日の1週前のお稽古で書いたものだったりします。
清書日ということで力むんでしょうね。
無駄になったと思わずに。
清書日の作品は、緊張のせいか、作品としては伸びやかさが足りず縮こまった作品になる場合が多い。
それが定番なのですが。
この土曜日の作品はなぜかみんないいものを書きました。
何が要因だったんだろう・・・。
「いつ清書がでるかわからない」
「だからいつでも名前はていねいに」
ということなんですね。
いつ清書がでるかは本当に読めません。
だからあまり“清書”を気にしない方がいいのでしょう。
今回の清書で全てが終わるわけでなし。
また次の課題に向かって練習が始まるのですから、清書であって清書でない。
次の課題、次の作品、次の展覧会に向かって練習しているのですからね。
次につながる修練を。
しょうじ書道教室でした!