(↑この子も見事合格!)
高校の合格発表がありましたね・・・。
こちらにも嬉しい知らせが届きました。
ああ春ですね-。
習字と受験
こんにちは、しょうじ書道教室です。
小学校低学年の頃から習字を始めて、中学校でも部活と習字をこなし。学年が上がるにつれお稽古に来る回数も減り。
やがて中学3年の夏くらいから
「受験勉強に入るので習字は休みます。終わったらまた来ます!」
と宣言していく数人の中3の子たち。
おめでとう!
習字でつけた根性が役に立った!と先生は勝手に思っていますよ。
小学校卒業で習字をやめて、中学校生活に集中する子もいます。
中3になって休む子もいますし、習字をまったく休まずに受験に臨んだ子もいます。それぞれ。様々。
習字を続けながら、部活もやって、受験勉強もこなす。
時間の使い方が上手なのでしょう。
計画を立てて、ちゃんとそれに沿って実行できる。すばらしい。
受験勉強と習い事。
大半が受験勉強に集中するのですが、なかには習い事はそのままで受験勉強していく、という子も。
かえってメリハリがついていいのかもしれません。
習い事はこの日!この時間!
じゃあこの日とこの日は勉強!
・・・みたいな。
使うアタマの場所も違うのでしょうから、いい刺激・いい息抜き、なんでしょうね。
なんで何回も同じことするの?
習字は、すでに覚えている字を、きれいに整えて書くために、何度も何度も繰り返し書かせます。
もう覚えてるし、なんで?
また同じの書くの?
意味の無いような繰り返し。ここがポイント。
細かいところを直させて、ほんのわずかな違いを出してもらいます。
それが良い作品につながるのですから仕方が無い。
「神は細部に宿る」
のです。
細かくキッチリ仕上げると、神様が手伝ってくれる。
そこまで細かくやらないと、じつはうろ覚えだったりします。
ここまでやるか!?みたいな所まで突き詰めるので、嫌でも覚えます(笑)。
意外と我慢強さや根性が身に付くのが習字だったりします。
土台。しっかりと。
単純な基本練習の繰り返しが、物事の土台になる。
これは何に於いてもそうですよね。
スポーツもそう。
勉強もそう。
仕事もそう。
読み・書き・計算。
もう覚えているけども、何度も繰り返す。
覚えたからといってその後の練習をおろそかにすると、身に付きませんよね。
こう考えると、習字はもう完全に体育会系。
素振り100本!
グランド10周!走れ!
半紙10枚!書けー!
うまいへた、じゃなくてね。本当に大事なんです。繰り返し。
繰り返し。学習の基本。読み・書き・計算・・・。
読み
教科書の音読、できてますか?
(うちの長男、どうなんだろう?!)
何度も読むと上手になりますよね。
1回読んだ?1回だけ?
じゃあ明日は引っかからないように読んでみよう。
引っかからずに読めた?
じゃあ明日は句読点を意識して読んでみよう。
こうやって上達していきますよね?
計算
小学1年生、足し算引き算から覚えます。
たいていの子は3月になればもうちゃーんとできています。
できていますが・・・まだまだ間違えます。
100マス計算みたいな繰り返しが大事なんだそうです。
もう覚えたけど、繰り返しやる。
もう大人のみなさん、今まで何度足し算してきました?
それでも時々間違うでしょ?
書き
ここは習字がお役に立ちたい。
字を書く。
きれいに書く。
きれいに書けると言うことは、それだけその漢字のことをよく分かっている、ということ。
きれいに書けば相手も見やすい。自分も見やすい。
自分で自分の字を見る。
ノートやレポート。メモやプリント。
今の時代、パソコンやスマホで手書きの機会が減っている。
手書きの機会が減るから、字を書く練習も少なくていいんですかね?
どうやって覚えるのでしょう?
画面の文字を「見る」だけで覚えられたら苦労しません。
子ども達、あんなに書いているのに覚えられない字はある!
なので、ここは習字がお役に立ちたい。
いまよりもっと助けになるよう頑張ります。
しょうじ書道教室でした!