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あいまいなところ、ありませんか?

あいまいなところ、ありませんか?

実績&ポートフォリオ

しょうじ書道教室

おはようございます、秋田市のしょうじ書道教室です。

今週のお稽古が終わると、お盆休みとなります。

基本点画を第一に。

今週は8月課題or昇段試験を清書にします。

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昇段試験は基本が第一ですので、

あまり難しくはありません。

とめ、はね、おれ、払い…基本点画がしっかりできているかが問われます。

文字が違えば「止めるのかはらうのか」あいまいな部分もありますよね。

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高学年になると基本点画からさらに文字の形やバランスもチェックされます。

文字には「おおよそこのように書く」という決まりがあります。

・ここが一番長く書く
・ここは、ここよりも長くならない
・こことここは同じくらい

などなど。

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それらに加えて、紙1枚にバランス良く収める難しさ。

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2文字なら、ひと文字ひと文字は同じくらい?

それも文字の組み合わせ次第では変わってきます。

縦長の文字もあれば、横長の文字もある。

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これが4文字になると?どう収める?

昇段試験は2文字と決まっていますが、

市民憲章は3文字や4文字が多く、それだけ難易度が上がります。

基本点画を守りつつ、

文字を組み立て、

1枚の紙のなかにバランスよく収める。

まとめ。

設計図があって、組み立て方があって、完成予想図がある。

習字ってホントに工作や模型のよう。

ここまで細部にこだわって文字をキレイに書く必要はないのかもしれませんが、

「じゃあアナタこの漢字を間違いなく、あいまいなところなく書ける?」

と聞かれたら不安になる人も多いのではないでしょうか。

小学校中学校レベルでも2000文字ありますからね。

そして、

「あいまいな部分をあいまいなままにしておかない」

っていう思考は大事ですよね。


ということで。

暑さに負けず、コツコツとやっていきましょう。

しょうじ書道教室でした!

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