応援用横断幕、揮毫！！

少し前の話ですが、ブラウブリッツ秋田のサポーターリーダーをやっている同級生から横断幕用の文字を依頼されて書くことがあります。
（サポーターなので、当然、非公式ですよ！）

ブラウブリッツ秋田“公式”の筆文字は、由利本荘市の藤原豊道先生が毎年1文字揮毫されておられます。
（リンク先は2011年『絆』のものです。最新の記事が見つかりません。2016年は『躍』ですねー。さすが藤原先生♪）

応援用横断幕のことは通称“ダンマク”と呼ぶそうです。

だいたいが『選手名＋四字熟語を横書きで』という依頼。

この横書き、というのが本来の書道作品でも珍しい部類に入り、しかも難しい。

縦書きよりもバランス・構成が微妙。
ごまかしが効かず、ズレが目立つ。

さらには、左から右に読ませる。
（書作品は右から左です）

なので毎回苦心するのですが。
それでも新鮮な発見があり、書いている私にとっても勉強になることなので毎年引き受けています。

横断幕の完成したときの姿を想像しながら、普通の書作品よりも文字間隔を詰めて太めに書いたりしています。

この『春夏秋闘』という横断幕は、以前書いたのですが、別の用途で使いたいんだけど･･･と相談を受けて。
最初は「再利用でも加工でもなんでもしちゃっていいよ！色つけたっていいよ！」

みたいな話してたんですけど、サポーターリーダーの彼からその再利用の構想を聞くと、

『おっしゃ！それならもっといいのをもう一度書いちゃる！！』

という流れになって書き上げたモノです。今年の2月頃かな。
春夏秋闘のほかにも、DF4深井脩平選手、MF7 前山恭平選手、FW17 堺俊暉選手のものを書いた記憶があります。

（深井選手の写真がない！写真がみつかり次第アップしますね･･･）

とはいえ、サポーターリーダーの彼は（というかサポーターの皆さんのほとんどが）すべて自費＆DIYで横断幕を作っているらしく、その後完成品の姿はまだ見ていません（笑）。

そして、だいたいその年のシーズンが終われば横断幕も使われず･･･。1年限り。もったいない･･･。
（選手の移籍等も多く、仕方が無い様子）

とはいえ、4年前に書いた『大いなる秋田』は永らく使って頂き感謝に堪えません。

みなさん、見たことありますか？
これ、私が書いたんです。何の自慢でしょうか。

大いなる秋田！！
GRATEFUL　AKITA！！

この横断幕、他県に行っても注目の的だそうです。
自分が書いた字が全国を飛び回っていると思うと感極まれり。

さらには今年、経年劣化のため『大いなる秋田』リニューアル！
横断幕業者に注文し、文字はそのままで作り直すんだとか！

ブラウブリッツ秋田サポーターのみなさま、本当にありがとうございます。

今後とも我が子をよろしくお願いします。
おまけ。