こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
持ち方を直せるのか?
毛筆でも硬筆でも持ち方ってのは大事なんです。
今日は硬筆、ペン字のお話。
小中学生は鉛筆の持ち方だし、
大人の方ならペンの持ち方。
みんなそれぞれ「自分の書きやすい持ち方」っていうので書いている。
持ち方で変わる文字。
「持ちやすいから書きやすい」
ってのはまあ正しいような正しくないような。
自分が書きやすければ、文字が上手に書けるとは限りません。
野球だってゴルフだってスキーだって、フォームの研究ってあるでしょう?
自分が“持ちやすい・書きやすい”書き方で書いているから、その姿の文字が出てくるので・・・。
文字の形は持ち方に拠ると思っています。
ちなみに私はこの仕事をする勉強中に持ち方を直しました。
「自分はこういう持ち方をしているから、手本通りの形で書けないんだ」
と気づいたのです。
手指が動く範囲に限界がある。
持ち方が正しくないと手指の可動範囲が限られます。
可動範囲が限られると動かしたい方向に動かせない。
もし、あなたが良い形の文字を完全に覚えているとしても、
持ち方が正しくないとどこかで必ずムリが出る。
「そっちには動かない!」
ということがどこかで出てくる。
文字を書くとき、手を置く場所はどんな人も大きく差は無いでしょうし。
まとめ。
なので持ち方ってのは大事なんです。
「はたして人はペンの持ち方を直せるのか?」
と問われれば、
「直せます」
と答えます。ワタクシ自分で直しましたから。
https://www.instagram.com/p/B3qgiJMFWAk/?igshid=btr1nol7vmhq
書いている途中で、
このようにぐっパーすると力が抜けて手指の動きがよくなりますよ。
力を入れすぎな方、お試しあれ。
上へ上へ目指す人は、時間がかかっっても持ち方を直すべき。
直すこと自体はそんなに大変じゃあありませんよ。
最初の一ヶ月くらい。
あとは自分次第かなあ。
字の形を覚えて(持ち方は直さずに)お手本の通りに書くってだけじゃあ、行き詰まりますよ。
根本から突き詰めましょう。
研究、研究。
しょうじ書道教室でした。