こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
中学2年生は行書!
行書の解説です。
中2条幅課題。
課題は半紙と共通「行雲流水」です。
(※半紙はこちら)
条幅用紙“半紙三枚丈”の使い方はこちら。
行書ですので、普段練習していない人は難しいでしょう。
それでも慣れていないのはみんな同じですので、チャレンジしましょうね!
中学生くらいだと、
右上がりに
角はつけずに丸っこく
すれば、ひとまずOK!行書っぽくなりますよ!
はじめは「行」
行人偏の縦線と、〒の縦線がくっつくと字の大きさが出てきません。
〒の縦線を外側に寄せるように書きましょう。
そして足ははねずに払う。
カクッとやってみてください。
そして「雲」
雨冠で太さのメリハリをつけましょう。
1画目太く。
2画目太く。
3画目、横線は細くして転折は太く。
筆を立てて筆先を使い、太いところと細いところを出していきましょう。
ここまで動画
つぎは「流」
「流」の最終画、足をはねるところ。その前段階、(←ちゃんと表示されるかなー?)の大きさを加減しましょう。
あまり行書っぽくならない字ですねー。
ラスト「水」
このいわゆる「中学生に書かせる行書」はいつも悩みのタネ。
お手本をどう書こうかな?と悩みます。
高校生なら、しっかり(例えばね)王羲之で書けばいいのですが・・・。
中学生の行書手本は、なんとなく暗黙のルールで「元の字(楷書)が分かる程度に崩す」というようなのがあるとかないとか・・・。
そうすると、手本を書く側は不完全燃焼に・・・。
私だけでしょうか・・・??
ともかく。
「水」の形はほぼ楷書と同じ。あとは筆脈を意識して流れを出して書く。
動画、続き
まとめ
全体のバランスでいくと「雲」が若干大きくなるものの、ほぼ4等分で書いても大丈夫ですね。
その分書きやすいかもしれません。
とはいえ「行書」ですので、何度も練習しないとスムーズに筆が動きません。
筆が動かないと字が固くなる。
字が固くなると行書に見えない。
という中学生や初心者にありがちな字になっていまいます。
(中学生ならそれでもいいと思いますけどねー)
なるべく筆を動かして。
あまり考えずに書いてみてくださいね!
しょうじ書道教室でした!