ふでれん!

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習字の筆を長持ちさせるには!

習字の筆を長持ちさせるには!

実績&ポートフォリオ

しょうじ書道教室

保護者さまからの声

おはようございます。秋田市のしょうじ書道教室です。

線を引く。

昨日の稽古後、

いつも通り子どもたちの筆を洗うと、修理を要する筆が5本ほど。

席書会で筆を酷使したせいかな、それでもちょっと多すぎるなー。

根本を縛るのは筆の寿命を縮めるからあまりやりたくないんだけど、

膨らんでいる筆は書きにくいから、仕方ないといえば仕方ない。。。

根本が膨らまないように使わないとね。

筆の寿命を縮めるダメな行為は、

・根本まで墨を含ませないで使う
・根本がドンづくまで力を入れて使う
・筆の根本をよく洗っていない
・穂先だけを揃えている(穂の全体をなでつけないといけない)

そして、

・線を書くときに“押して”書いている

このあたりだと(私は)思っています。

サンプル数が多い(子どもたちの書き方を年中見ているからね)から間違っていないと思うなー。

この中でやっかいなのは、5番目に挙げた、

・線を書くときに“押して”書いてしまう

というやつ。これねー、口で説明してもなかなか伝わらないんだよねー。

線は「引く」。

押して書いてはいけません。

起筆をトン、と置いたら、

腕を先に動かし始める。

筆を先に動かしたら、それは「押して」いるの。

これをやると筆はふくらんできます。

まとめ。


ということで、

筆を長持ちさせるには、


・根本までしっかり墨を含ませる
・根本がドンづくまで力を入れない
・筆の根本をよく洗う
・穂の全体をなでつけて穂先を揃える
・筆を引いて線を書く

です!

ちなみに、

「オレは筆は洗わないし、力も入れて書くけどねー」

とこだわりを持ってやってる人はそれでいいのです。

ここに書いたことは基礎的なことですし、私は指導する側なので。

慣れている人やガチ勢のみなさんは筆は好きなように使いましょう。

8年前も同じ記事を書いていました。

筆を長持ちさせるための5つの方法!


似たようなことを言っていますね。

筆を長持ちさせたい人は、気をつけてみてください!

しょうじ書道教室でした!

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