ふでれん!

Read Article

マンガから世界をのぞき見る。

マンガから世界をのぞき見る。

実績&ポートフォリオ

しょうじ書道教室

おはようございます、秋田市のしょうじ書道教室です。

月曜日ですねー。月曜日の稽古も久しぶりだな。

土曜日。

土曜の夜はひとり羽を伸ばしていました。

お手本2000枚!(年間) ふでれん!書道教室の先生が書くブログ on Twitter: “妻と長男は部活関係でお出かけ。次男と祖父母はラーメン屋。父は1人でゆっくり家飲み。最高だ。テレビなんか見ません。マンガを積んだ。最高だな。なんかスマン(笑)。 pic.twitter.com/nH01CUvIO7 / Twitter”

妻と長男は部活関係でお出かけ。次男と祖父母はラーメン屋。父は1人でゆっくり家飲み。最高だ。テレビなんか見ません。マンガを積んだ。最高だな。なんかスマン(笑)。 pic.twitter.com/nH01CUvIO7

秋の夜長を自分の趣味どっぷりで楽しみました。

テレビはつけず、マンガを読む至福。

妻も外出しているので自分の好きなものを好きなだけ読む。

休日でも意外とこんな時間が無いのよね。

ミステリと言う勿れ。

これを読むだけでも至福の時間の大半を使う。

ひとつひとつの話が重いよね・・・(笑)。

単なる「事件解決」にはなっていないところがこのシリーズの醍醐味か。

考えてみればマンガのタイトルもそのままだもんな。

「けして“ミステリー”という言葉だけで片付けないでほしい物語」

なのだ。

ミステリと言う勿れ(7) (フラワーコミックスα) Kindle版

1巻の第1話からして衝撃的なのである。

(7)~(11)を古本でゲットできたのはラッキーでした。

乙嫁語り。

古本で(1)(2)のみゲットしてきた。このマンガもいろんなところで話題になっている。

「おとよめがたり」と読むんだそうだ。

舞台は中央アジア。ウズベキスタンとかトルコとか遊牧民とかそのあたりの話なんだけど、これまた私自身の予備知識が皆無で・・・(涙)。

てか「アジア」って広いんだな?!(世界史やらなかった人間なので・・・)

予備知識も無いのになぜ買った?という話なんだけど、

個人的に近頃は「異国情緒」「異国文化」に触れたいと切に思っていてですね・・・。

乙嫁語り 1巻 (HARTA COMIX) Kindle版

遊牧民の青年が、隣村(・・・隣部族?・・・今は部族という単語は侮蔑的という理由で使ってはいけないそうですが)すこーし年上のお嫁さんをもらうというお話。

青年と言っても12歳だし年上女房といっても20歳なんだけど。うん、おもしろいね。

ふしぎの国のバード。

これも古本で(1)(2)をゲット。

これは逆にイギリス人から見た日本のお話。

19世紀末、文明開化直後の日本に、

イギリス人女性冒険家がひとり蝦夷の地を目指すという史実に基づく(!)マンガ。

イザベラ・バードは実在の人物。

バードさんも日本に来る前には、

中央アジア、トルコの辺りを冒険していたそうだ。ほら、乙嫁語りとつながった。

ふしぎの国のバード 1巻 (HARTA COMIX) Kindle版

バードさんが旅のための通訳を探すところから始まるんだけど、

明治時代にそんな英語がペラペラな民間人などいないわけで・・・(笑)。これも面白い。

図書館で借りたもの。

きっかけは図書館で「ふしぎの国のバード」を並べていたんだよね。マンガを置くって珍しかったからさ。

ザック担いでイザベラ・バードを辿る 単行本

ついでに借りた。

グレートゲーム。

乙嫁語りの中で、

イギリス人の学者さんが出てくる(現地の人の文化や暮らしぶりを記録している)んだけど、

「英露関係が悪くなっているので、ロシアの近くへ行くときは気をつけて」と家族から手紙をもらっている。

乙嫁語りの時代も19世紀なのだ。

第一次世界大戦直前?

新しい列強国が世界で植民地を増やしている時期。

「この国はオレのだ」「ここは我が国が支配してやろう」なんてことが世界中で起こっていた。恐ろしいな。

でもイギリスとロシアは後に同盟を組んで第一次世界大戦となる。利害関係が一致しただけで別に仲が良かったわけではないんだろう。

乙嫁語りの舞台、中央アジアでは英露がにらみ合っている。

ロシアはヨーロッパ方面に攻め込む足がかりに中央アジアを、

イギリスはインド欲しさに中央アジアを手中に収めたかったのか(各自調べてくれ!)。

この中央アジアの取り合いを「グレートゲーム」と呼ぶらしい。

今のウクライナと重なるよなあ・・・。

その頃アメリカはちゃっかり日本を開国させたのだ。どの国もしたたかだ。

まとめ。

日本が開国したおかげでバードさんも日本に来れたわけだけども、

その頃、世界各地では列強国がにらみをきかせて相手の出方をうかがっていた。一触即発だったのだ(実際この後第一次世界大戦となる)。

そんな時期に日本では「外国人を入れるか?入れないか?」「条件付きで限定して入れるか?」「余計な宗教とか広めるなよ?」みたいなことに心血を注いでいたわけだ。

変わらないな日本!!(笑)コロナの対応と同じじゃんかよ・・・。

このタイミングで日本は、当時弱っていた中国(清国)に勝っちゃったんだな。それで日英同盟とか。イギリスもギリギリだったのか。

世界と肩を並べたと勘違いしちゃったのか?日本は。その勘違いが現在まで続いている・・・???

わたし、日本史も世界史も苦手なんです。でもおもしろいな世界史。ちょっと復習しようか・・・。長男の教科書とか読んでみるかな・・・。

今のマンガは舞台設定とか史実の調べ方とか細かくてタメになります。

ミステリと言う勿れも話がややこしいもんな。話がややこしいから、二転三転して面白いんだけど。キン肉マンが懐かしいよ(どっちも好き)。

最近は、子どもたちが「本を読まない」どころか「マンガすら読まない」そうです。

家にマンガも置いていない、とか聞くけどこれは「マンガを読ませない」のではなくて、

本もマンガも読まない。だから家にはマンガも無い。

ってことなんだろう。。。まあ人それぞれだけど。

秋の夜長に読書しよ!(マンガ含む)

しょうじ書道教室でした!

Return Top