おはようございます、秋田市のしょうじ書道教室です。
秋田市内、道路がひどいことになってますね・・・(汗)。
“世界情勢”の入り口。
“世界情勢”なんて言葉だけしか知りませんよね。
たまにNHKのワールドニュースを見るくらい(日本のオミクロン話がバカバカしすぎるので)で。
SDGsとかカーボンニュートラルとかの話になると少し海外の話題に触れるかな。
最新の科学はもちろん海外からの情報。
まあそんなもんです。私と海外のつながりなんて。
先日、
『ちょうど“世界情勢”絡みの面白いマンガを見つけたのでじっくりと読んでいます。』
みたいなことを書きましたが、
そのマンガがこちら。
紛争でしたら八田まで(1) (モーニング KC) コミック – 2020/3/23
田 素弘 (著)
このマンガが面白いんですよー。
民族同士の複雑な争いの、間に入り“チセイ”を駆使して解決する主人公。
大昔から続く種族同士の対立に加え、企業の思惑や個人的な恨みなども複雑に絡み合って・・・。
マスターキートンみたいな感じですが、マスターキートンは私にとって難解すぎる・・・(笑)。
こういう問題は「地政学」という学問で勉強するらしいです。
「リスクコンサルタント」というお仕事があるそうで。知らないことがたくさん出てきて、
それでもストーリーで読ませてしまう。
このマンガの第何話かに、
“ブレクジット”って言葉が出てくるんですけど、
「あれ??ブレクジットってどこかで聞いたような・・・??」
みなさんもどこかで聞いたような気がしませんか??
あれですよ、あれ。
「イギリスのEU離脱」ですよ。
EUからイギリスだけ抜けようって、国で総選挙かなんかやったじゃないですか。あれ。
ブレクジットって言葉をよくよく見てみると。
brexitブレグジット
great britain(イギリス)
が
exit(出る)
で、
brexit(britain-exit)。
ブリテン+エクジットでブレクジット。なるほどねー。
イギリスの左隣にもうひとつ島がありますよね?
あそこはアイルランドで、別の国なのですが。
北の一部分だけ「イギリス領」なんです。知らんかった!
んで、アイルランドはEU加盟国。
アイルランドの北部はイギリス領なのでEU離脱。
EU国と非EU国では移動制限や税金などで、だいぶ違ってくる。
これだけ聞いてももうモメそう。
周辺がEU加盟なのに、一人でEUから抜けてしまったイギリス。
税金やら手続きの問題でEU諸国は、
「イギリスと商売すんのめんどくせえ」
とイギリスを避けるようになってきており、
海外とのやりとりが減少した現在のイギリスは不況。
若者たちは安い賃金で働かざるをえなくなり。
貧困が広がる。
アイルランド人との差別。ブレクジット。貧困。
そして暴動に発展。
そんなフィクションがマンガに収められているのですが(ブレクジットもイギリス不況も事実だけどね)、
なんだかこれからの日本を見ているようで寒気がしてしまいました。
日本もオミクロンでみずから世界から距離を取ろうとしていますよね。
WHOも「オミクロンは感染力強いけど、ほとんど軽症ですよー」ってアナウンスしてくれてるのに、
独自の感染対策を貫く日本。なにやってんだろ??
日本の産業、原材料はほとんどが海外。
オミクロンで海外とのやりとりが減少(日本の個人プレー)。
輸出入が減る。値上がりする。モノが売れない。給与が減る。貧困。
日本人の性質からいって“暴動”は起こらないとは思いますが、
暴動が起こらない分、不況が長く続き・・・。倒産・失業・・・。
こわ。
って私は素人なので間違っているかも。みなさま各自ご確認を。
そういう問題を考えるきっかけになったこのマンガ。すごい。
あまりに濃厚なのでまだ2巻までしか読んでいません。
引き続き読みたいと思います。
まとめ。
土曜日の稽古もたくさんきましたね。
もうすぐ学校。
明日は月曜日、祝日ですが桜教室でお稽古やりますよー。
明日もがんばろー!!
しょうじ書道教室でした!!