おはようございます、秋田市のしょうじ書道教室です。
この週末のお天気はどうなんですか?くもり?雨?
天気予報には傘マークがついてますね。いかにも梅雨らしいお天気…。
ギリギリまで練習する。
席書会が終わった子たちを横目に、
これから席書会という人はギリギリまで繰り返し練習する。
この“頑張り”が嬉しいですよね。
習字は、
繰り返し練習して、
大まかなところが書けるようになっても、
また練習して細かいところを詰めていく。
自分でも書くクセが分かってきて、
その“クセ”が取れるまで書き込む。
同じような作品が何枚も並ぶのがこの頃で、
ここを乗り越えるとガラッと作品が進歩する。
本番は、いつもの力の7割。
席書会が終わった子たちに、
「どうだったー?うまく書けたー?」
と聞いてみると、
「うーん、まあまあかなー」
「あんまりうまく書けなかったー」
と暗い表情をする子も少なくありません。
こういう体験はとても大事なことで。
・練習でできないことは本番でもできない
・本番は失敗することのほうが多い
・本番はいつもの力の7割
・本番は緊張する
・そもそも万全な状態なんかない
ということを体験してほしい。
子どもたちのこれからの人生には、
「試合」だったり「テスト」だったり「発表会」だったり、
“失敗したくない本番の日”
というイベントが何回もあって、
成功や失敗を体験していきます。
「席書会」なんかちっぽけなイベントですが、
“練習して本番を迎える”
という体験を積む絶好の機会。
大事なイベントの疑似体験をする機会。
場数をたくさん踏んでほしい。
こういう経験をさせることも席書会の役割と思っています。
まとめ。
“席書会”のようなイベントをやりたがらない子どももおりますが、
うまい下手とかではなくて、
「場数を踏み、メンタルを鍛える」
という体験をさせる絶好の機会なんですよ。
だから私も「こういうのはなるべくやっとけ」というスタンスなのです。
漢検とかもそう。
本番のときはいつもの力が出ないことが当たり前なんです。
それを分かった上で練習や勉強をしておくんです。
練習で150%くらいにしておかないと、
本番で90%にならないんですよ。
大人になるとよく分かりますよね?
そういうことなんですよ。
参加することに意義がある!
練習する→本番を迎えるっていう体験をたくさんやろうね!
しょうじ書道教室でした!