おはようございます、秋田市のしょうじ書道教室です。
今朝の散歩の空。
天気が良く。風も弱くておだやかでした。
一般部の課題。
たまには一般部の課題の解説などやってみましょうか。
いろんな書体を書くことが理解を早めますよ。
楷書。
今月の課題です。
楷書の場合、
単純に「左右対称」に書いてしまうとつまらない文字になります。
例えば「春」など、
左払い&右払いの三角形ですが、
よく見ると対称にはしていませんね。
あとは、
・「夏」の右払い
・「花」の左払い
などをやや強調してもいいですね。
楷書といえども“動き”をつけたいですね。
行書。
行書は線の柔らかさを出したい。
しなやかで流麗な線。
ゴツゴツした厳しい線で書く行書もありますが、まず覚えるべきは、
流れるような形。これが基本。
1行目、
3文字とも右払いがあるので、変化をつけたい。
同じ線が並ぶのでは芸がありません。
草書。
草書は月例出品に関わらず普段から書いておきたい書体。
条幅作品になると、行書草書と書体が混ざったものが一般的ですが、
草書の形が怪しい人が多いです。
元の字を頭に思い浮かべながら書くと(ここが省略されてこの形なんだなー)と分かります。
そこが理解できれば、
どの線をきっちり書かなければいけないのか、
どの線が弱くてもいいのか、
が、はっきりします。
草書は最も省略されている書体なので、1つの線の重みが違います。
まんべんなく。
ついつい自分の書きたい書体を多く書いてしまいがちですが、
文字の理解を深めるためにも、どの書体もまんべんなく書いてみましょうね。
一般部のみなさん、字典は持っていますか?笑
まとめ。
さて、昨日の桜教室は。
混みましたねー。
GW明けということもあり、
子どもたちも元気よく。
硬筆テストの締切もそろそろなので、
硬筆もしっかりと。
今日、火曜日の広面教室も混むかなー?
今日も元気よく頑張りましょう!
しょうじ書道教室でした!