こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
本日のお稽古にて、学生部のさきがけ展の締切日となります。これにて今年のさきがけ展は終了です。
約ひと月半(5週間〜6週間)の練習でしたが、みなさん今年のさきがけ展はどうだったでしょうか?
「十分書いたなー、まあこれで5等ならしょーがないや」
と思えるくらい練習できているといいのですが。
最近気になる10代女子の不調。
高学年や中学生のみなさんは、忙しい中で空いた時間に習字に来て短期集中して練習することになりましたね。
よく頑張りました。
特に女子は、男子に比べて小学生のうちからしっかりしてきて見ていて頼もしいですね。
ですが…
ちょっと最近気になることが。
私個人も15年以上書道教室をやってきて、ここ4〜5年でよく聞くようになったのが、
「10代女子の不調」
なのです。
「少し習字をお休みしようと思って…」と保護者からの連絡。
目まい、立ちくらみ、朝起きれない、原因不明の体調不良…。
うちの教室でも私が知る限りでも過去に7〜8人はいます。
早いと小5くらいから。女子中学生が多い印象です。
原因も様々。
「急に背が伸びて貧血気味なんですよー!」
っていうのは原因がハッキリしていていいのですが。
「はじめは起立性障害を疑って治療していたんですが、いろいろ検査したら骨髄液が漏れているようで…」
という、
・骨髄液減少症
・骨髄液漏出症
と呼ばれる症状になってしまった子も。
今では元気に高校生やっていますが、
中学3年間を学校行ったり休んだり(たまに習字)を繰り返した子もおりました。
また、学校での人間関係(先生や先輩、友達など)がうまくいかず落ち込む子も…。
いずれ、
・思春期の
・しっかりした女子
に多い。なんでだろ。
あ、男子も2人いたかな。
まとめ。
と、習字の先生は心配なんですよねー。何かと気になるし。あの子どうしてるかなーって。
その反面、男子は単純明快で育てやすいんじゃないですかね(笑)。反抗期くらいなもんで。
うちもメンズが2人ですが。ただいま小2次男が絶賛反抗期(笑)。言い訳と減らず口がスゴい。
男子は動機も単純なら、行動も単純(褒め言葉)。
高学年や中学生になると身体の成長にともなって、ホルモンバランスが崩れてどうしても不安定になると聞きます。
「習字に行かない」「部活に行かない」くらいならかわいいものですが、
「学校行かない」になると親もやはり心配。
そんな場合の受け皿にもなれるのが“町の書道教室”でありまして、
学校に行けなくても、習字には行けるという子も過去におりましたし。
(体調が悪くなければ・損傷等が無く座れる状態なら)
夜間の稽古時間に来て大人に混じって習字を書いているのもいいかもしれません。
自宅にこもっているのも気が滅入ることがあるし。
書道教室にいるのは知らない大人だけ。余計な詮索もされないし気楽です。
それも厳しいという子は、とりあえず朝日浴びてろってのが持論です。日光最強説。朝の日向ぼっこ。
思春期はしゃーない。いろんなホルモンがカクテル状態なんだって。
「あなたは悪くない。それはみんなホルモンのせい」(アグネス・チャンの名言)
と子どもに伝えてあげましょう。
子育てって大変だ。
しょうじ書道教室でした!