おはようございます、秋田市のしょうじ書道教室です。
昨日は秋田県書道連盟の活性委員の方がいらっしゃいました。
何か参考になったのかなー?
「秋田県書道連盟」は文化団体。
こういう文化団体は各都道府県にあります。
自分が所属する書道団体とは別で、
その地域の書道人で集まっている団体。
都会だと区や市ごとにあるだろうし、
うちのような地方では県の書道連盟だけだろうし。
主な事業は「展覧会」を開催する、かな?
このような文化団体の目的は、
「その地域の書道文化を保存し盛り上げていきます」
というもの。
もちろん書道連盟に入っていない書道の人もおります。
参加は自由。年会費を払う。
何をやっているの?
秋田県書道連盟でいうと、
連盟の会員はそれぞれに役職がつけられて、
連盟の仕事がある。
総務部、広報部、展覧会部、などなど。
この構造はどこでも同じでしょうか?
「書道文化の振興を図る」なんて表現しますけどね。
この「振興を図る」っていうのがピンとこないよね、と私は思う。
平たくいうと、「みんながもっと書道をするように、いろいろやっていきまっせ!」ということ。
多くの人に興味を持たせたいわけ。当たり前だけど。
そのために連盟に入ると仕事が与えられて、その仕事をこなす。
基本ボランティアでやります。
伝統的構造。
これに慣れ親しんでいる人にとっては当たり前すぎてなんの違和感もありません(私もそう)。
しかし今の人たちにとってみれば、ここまでの話を聞いていろいろとザワザワすると思うんです。
・書道を盛り上げるために
・会員を集めて
・会費をとって
・会員をボランティアで働かせて
・展覧会やその他事業を実行するためにお金を使う
…。
ね。
でもこれやらないとやっぱり展覧会できないよね。展覧会はやってほしいし難しいよね。
いっそのこと「展覧会をやることだけを考える団体」にしたらいいんじゃないかなぁ。
昨日の記事、今日は秋田県書道連盟さんが取材に来るよ!!にも書いたけど、
いまや、
団体<個人の発信力
となっている。
書道連盟みたいな大きな団体になると意思決定から実行までがとても遅い。
結果、身内から身内に向けての情報発信しかできなくなる。「会報」とかな。
「書道文化の振興」は個人個人が責任を持ってやればいい。そのほうが広く伝わるよね。個人的意見です。
※追記、でも人と人のつながりは大事だと思う。少子高齢化で人口減だからね。スマホ必須。
どの事業にどのくらいお金をかけて、
どのくらいの効果があったのか、
それを毎年データにしておかないといけないでしょ、普通。
秋田県書道連盟さんたち。
やっぱり話が合わないんですよねー。
おそらく本人たちも目的がぼんやりしちゃってる。
そりゃそうだ自分ごとじゃなく“連盟の仕事”だから。
ん?これはもしかして秋田県だけなのか?ほかの地域は違うのかもしれない!
と思ってTwitterのみなさんのお手を拝借。アンケートを取ってみました。
https://twitter.com/huderen_com/status/1206904589070430208?s=19
どうなるんでしょうか。
秋田県書道連盟の会員さんに、
書道教室やってらっしゃる方は何人くらいいますか?
「分かりません…どうでしょうか?」
っていうんですよ。
連盟内で、書道教室やってる人がどのくらいいるか分からないのに
うちのような個人の書道教室を見にきて、
どこにフィードバックするんですか?
書道連盟内でデータとして把握したほうがいいんじゃないですか?
っていうか書道連盟に「秋田のここらへんに書道教室ありませんか?」みたいな問い合わせは来ないんでしょうか?
来たら困るじゃん。
地域の書道文化を守るんでしょ。
まとめ。
地域の書道文化を発展させたいなら、
連盟会員さんが各地で無料講座をじゃんじゃんやるとか。
保育園や幼稚園回って、筆遊びさせるとか。
それに対してちゃんとお手当支払うとか。
いろいろあるでしょーに。
会員さんが会費払ってそれが何か別の形になってまた会員さんに還元されるように…。
怒られそうだからこれにておしまい(笑)。愛のある提言でしょ?
本日、NHKニュースこまち18:10です!
私のニヤけた顔が見れます!お見逃しなく!!
しょうじ書道教室でした!