こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
みなさん、テレビ番組の「プレバト」観ていますか?面白いですよねー。
芸能人が様々なジャンルの作品に挑戦し、
専門家がそれを添削・格付けしていくという番組。
俳句の奥深さ!
プレバトといえば「俳句」が筆頭にあがるでしょうか。
あの先生も歯に衣着せぬ物言いが見ていて気持ちいい。解説も分かりやすいですしね。
「夏井いつき」先生という方だそうです。著作も多いですね。
五七五という制限のなかで、
豊かな表現を競う。
制限があるからこそ、
その制限が狭ければ狭いほど、
推敲に推敲を重ね、
中の世界はどんどんと濃密になっていきますよね。
書道でいえば篆刻のような。
芸能人が詠った俳句を、夏井いつき先生が添削する。
たったひと文字やふた文字でガラリと句が変わる様も感心しきりです。
日本語とはとても奥が深い。
他にも。
プレバトでは俳句のほかにも、
・陶芸
・水彩画
・生け花
などなど、いろんな作品に芸能人が挑戦しています。
どれも見ていて楽しい。
いつもと違う世界を見られるし、
「物の見方」が分かることで理解もできる。
各ジャンル、先生の添削前と添削後では確かに添削後のほうが良い。
これがお稽古事の醍醐味でしょうねー。
自分の見る世界にプラスされる。
新しい価値観が増える。
これぞ「教養」ではないですか。
芸術に歴史は付きものですし、その文化の背景なんかも知ることができる。
「教養」復活の兆し。
書道も同じですよね。
書道も。
あれ?
プレバトに書道は?
プレバトに書道を!
「書道」っていうとテレビ的にはわりと頻繁に取り上げられるし、
新鮮味がないのかも。
プレバトに書道コーナーできないかなー。
書道は、作品の良し悪しの差がわずかだったり微妙だったりして、
テレビ的に見栄えしないのかなー?
もしプレバトに書道コーナーが追加されたとして、
添削する先生は誰がいいんだろうか?
この先生次第でコーナーの成否が決まるよねー。きっと。
古典に通じているのは当然として、
今までテレビに出てきた先生たちよりもっともっと頭の柔らかい、
書道の行く末、未来の書道のことまで考えている人がいるといいんだけど。
2020年の書道、
2030年の書道、
2040年の書道、
書道はどう変化していくべきか、
どうあるべきなのか、
どういう形態になれば人に愛される芸術になるのか、
そんなところまで考えてくれる人が、
プレバトの書道コーナーで出現してくることを祈りたいですね。
そして。
テレビ番組のプロデューサー様!ぜひプレバトに書道を!!
よろしくお願いします!!
書道面白いんだから!
しょうじ書道教室でした!