こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
なんだか風が強い!
天気はいいですねー。今日は何しよう。
最近の子どもたちの傾向。
最近、ふと気づいたことがあります。
現代の子どもがそうなのか、昔からそうだったのか分かりませんが。
「横線が右上がりに書けない」
そういう子どもが多いです。
これは毛筆・硬筆に関わらず、です。
この「主」とか。
2本目、3本目の横線が右下がりになっています。
この「実」もやや右下がり。
上手な子でも、あまり上手でない子でもこの傾向は見られます。
3本の横線がちと怪しい。真ん中はいいかなー。
基本もできてるし、字形もほぼいいのですが、横線たちが若干右下がり。
口酸っぱく言っているので、子どもたちも頭では分かっている。
頑張って右上がりにしようとしているのもわかります。
でも、なかなか右上がりになってこない。
今、練習している席書大会でも。
例えば、今年の小5の席書大会課題「元気な声」でいうと。
この課題は横線が多く右上がりに書いていくといいのですが…
やはり「横線・右下がり状態」が多発。
なかなか右上がりになってきません。
どの課題でも横線はだいたいどれも右上がりが良いですね。
あまりやりすぎていない自然な右上がりの線を心がけましょう。
まとめ。
全体的に右上がりにしておいて、
最後の横線に「ふせ」を入れたり、
払いを右下まで伸ばしたりしてバランスを取る。
みたいなのが基本です。
私が子どもの頃は、右上がりをやりすぎて、
「右上がりすぎ!ダメ!」
なーんて注意されてましたけどね。
ちなみに大人の書道のほうでもあまり右上がりが強いのはよくありませんが、
それをいろんなところで押さえたりしてバランスをとります。
わかりにくいか(笑)。
小学生のほうは、時代なのかなー?
・目にするものはデジタル&印刷(水平)が多く
・じっくり時間をかけて手書きする機会は減っている
という、安っぽい考察をして終わりたいと思います。
というわけで、横線はもう少し右上がりにしてもいいと思いますよ!
しょうじ書道教室でした!