ふでれん!

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これが噂の墨磨り機!

これが噂の墨磨り機!

とまあタイトルはやや大げさですが、いろいろな方に「墨を磨る機械がある」という話をすると皆様一様に驚かれます。

その名も縦横無尽!

そもそも墨磨り機が必要な人っていうのは、大きな作品を書く人の中でも「墨汁じゃダメだ!磨らねば!!」と考えている人なわけで。
需要がとても少ないんですよね。とてもニッチ。

それでも磨った墨というものはいいものですから。
しかし、手で磨るとなると、書くのに十分な量が磨れた頃には日が暮れて。
しかも手がガタガタ・・・。

需要が少ないながらもかならず需要がある、という。
なので呉竹さんや墨雲堂さんも販売して下さっています。
(儲からないんだろうーなー)
ありがたやありがたや・・・。

使っている方、大手メーカーさんに感謝しましょう。
本当に助かります。

「欲しいけど、少し高い。どうしようかな?」と迷っている貴方。
ぜひ購入してください。

購入して使い倒して下さい。
使い倒せば安い買い物となりますよ!
(我が家の物も何度か修理しています)

現在販売している墨磨り機は回転型ですが、

我が家にある「縦横無尽」君はその名の通り、縦にも横にも動いている。
凝った作りですよね・・・。20年くらい前の品だと思いますが。

それはまるでロボットが墨をする如く。ガッチョンガッチョンやっています。

昔テレビでやっていたロボット番組を思い出します。
ロボコン・・・。これも石ノ森章太郎なんですね・・・。知らなかった。

↓画像をクリックして開始、止めるときはもう一度クリック。

やっぱり墨は磨ったものが良いのです

磨った墨は、粒子の粗さが様々なのでにじみやカスレのところで微妙に色の変化があります。
線を一本書いただけでも、その動かした速度により黒さが微妙に違う(・・・はず)。

なので、書いた作品も立体的に見えてきます。

練習として、墨汁でじゃんじゃん書いてもいいのですが。
できればそのときも墨汁の上から少しでも固形の墨で磨ってやって。

墨汁+磨った墨(ほんの少しでも)で書くと、やはり違いますよ。

ちなみにこの書道の墨、英語ではindia ink。固形の墨はink stick。
中国語では固形の墨を「墨條」、というんだとか。
(各々調べてくださいねー!雑学レベルのお話)

今回はこういう感じで。
こういうものもあるよ、というお話だけで終わります。
ご参考までに。

instagramの動画が簡単に貼れる、ということを聞いて。やってみたくなったのでした。

wordpressで特別にプラグインを入れること無くできましたよ。

PCでinstagramを開き。
UPした動画の右下に[・・・]マークがあるので、そこをクリックするとコードが出てきます。

コードを貼り付けるだけ。
(やたら長いコードだ)

動画を簡単に貼れることがわかったので、これを利用して、私が書いている所を動画で紹介するのもいいかもしれません。
手本を書いているところ?作品を書いているところ?
少し考えてみたいと思います。お楽しみに。

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