こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
梅雨らしい天気ですね。
涼しくていいけど風が無いと蒸し暑い。
小学校はそろそろ夏休み。
秋田市では7月20日から夏休み。
子どもたちも今か今かと待ち構えている。
「夏休み」
夏休みっていうんだから夏なんだろう、と小学生のころから思っていましたね。
何をアンタ当たり前のことを。
季節は旧暦で動く。
新暦と旧暦というものがあります。
カレンダーを見ると日付けの横にちっちゃく書いてある。
書道をやり始めてしばらくすると「落款」を書く。
そこでまたしばらくやっていくと、今度は自分の雅号だけを書く落款に物足りなくなる。
漢文で、10字くらいつらつらとカッコよく落款を書きたくなる。
本で調べたり他の書道の先生に話を聞いたりして「落款」のことを学ぶ。
すると、
どうやら落款は旧暦で書くという。
なるほどなるほど。
季節は旧暦で感じたほうが正確なのだ。
米作りはじめ農作物は旧暦に依るのです。
ちなみに季節に敏感な俳句の世界も旧暦を使用する。
季節の呼び方。
ちなみに旧暦では、
旧暦1〜3月が春。
旧暦4〜6月が夏。
旧暦7〜9月が秋。
旧暦10〜12月が冬。
でごさいます。
それぞれが3ヶ月ずつとなっており、
この3ヶ月を初、中、晩と区切ります。
秋でいうと、
旧暦7月が初秋、
旧暦8月が中秋、
旧暦9月が晩秋、
となります。
他の季節も同様。
だって「夏休み」って言うもんなー。
そして今年の暦。
小学校の夏休みが始まる7月20日は旧暦6月18日。
旧暦6月中旬なので夏の終わり。
夏休みが終わる8月24日は旧暦7月24日。
旧暦7月末なので、初秋も終わるころ。
ということで、
小学校の夏休みは、
「夏の終わりから始まり、
秋の初めまで休むこと」
ということに!!
衝撃の事実…。
日本人の間違った季節感はこの小学校の夏休みに出来上がるに違いない!
夏休みって夏だと思ってたぜ…。
無理もありません、この頃が一番暑い頃ですからねー。
「夏休み」って夏の終わりから秋まで休むことなんだよねー。
ゆがむ夏生まれ神話。
夏も、
初夏→中夏→晩夏、
とだんだんと暑くなっていき、
暑さのピークは7月末のはず。
大暑は7月23日(旧暦6月21日)。
2019年の暦ではちょうど、
8月1日が旧暦7月1日(秋の始まり)です。
暑中見舞いから“残暑”見舞いに変わる境目が、立秋(今年は8月8日)。
「残暑が厳しいわー」
と言ってもいいのは8月に入ってからにしましょう。
そして、
「オレ、夏生まれなんだー!」
と公言する8月生まれのみなさん、ここで衝撃の事実。
そう。
あなた、今まで「夏生まれ」だと思ってたでしょ?
実は違うのよ…
あなた…
秋生まれですから!!残念!
誰が夏男ですって?!
それ夏じゃないし!秋だし!
夏男じゃないな!秋男だな!
秋男だ秋男!コラ!アキオ!
誰だ爽やかイメージ背負ってるやつは!
(アキオさん失礼しました…)
出生の秘密を知ってしまった8月生まれ。
残念だが、諸君…。
君たちは
残暑厳しい初秋の候に生まれたのだ!
お母さんに感謝なさい…
あんな暑い時期に…
あれやこれや食べれなくなるし…
ただでさえ暑いのに…
新生児を隣に…
ぐっすり眠れるはずもなく…
くっ…
母さんゴメンよ…(私も8月生まれ。反省。)
8月生まれは親孝行しよう。
まとめ。
ということで面白い季節のお話でした。
https://twitter.com/huderen_com/status/1145525813028147200?s=09
盆踊りも墓参りも初秋のイベントなのでした。
8月生まれのみんなはこれから気をつけようね!(何を?)
さて今日の稽古も席書大会の練習だな!
みんな頑張ろうぜ!
しょうじ書道教室でした!
これ面白そう。