こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。令和まであと3日。
みなさまGWいかがお過ごしですか?
今シーズン初キャンプ。
私は昨日の稽古後、自宅からほど近いファミリーキャンプ場に。
息子たちは家に置いて夫婦だけでキャンプをしにきました。
なぜ息子たちを置いて来たかというと、
秋田の春キャンプは死ぬほど寒い
という話を聞いていたからなのです。
私たち家族はシーズンに3〜4回程度の軟弱キャンパー。
もちろん装備もそれなりのものだけ。
なのでこのシーズン子どもを連れてキャンプするのはまだ早いと判断したのでした。
まあ大人だけならなんとでもなる。
息子たちはお家でおじいちゃんおばあちゃんとお留守番。
Mont-bell「野筆」って知ってます?
アウトドアブランドMont-bellが
製硯師・青柳貴史さんと
コラボして商品化した「野筆」ってご存じですか?
アウトドアの場で、墨と筆で書こうよというもの。
硯板と、墨と筆と、水差し。
というセット。
これを見て私、
「なるほどねー!オレもこれやってみよう!」
と思いまして。
今回のキャンプにいろいろ持ってきていたのでした。
硯板って何?
Mont-bellの野筆もおそらく硯板(けんばん)かと思うのですが。
硯板ってのは硯の板状のもの。
硯っていうのは、何も“陸”のところだけが墨を磨れるんじゃなく、
裏でも横でも磨ろうと思えば磨れるんです。全て硯用の石だから。
硯ってのは硯用の石をくり抜いて硯の形にしているわけで、
硯の四方八方、磨ろうと思えば磨れるんですよ。
そして、
うちにあったのがこれ。
数年前骨董市で見つけた硯の“フタ”。
フタだけなので安く売っていました(それこそ300円とか)。
そのとき手に入れたものです。
Mont-bell「野筆」を自作したなんて私くらいでしょうねー(笑)。
ってか自作のうちに入らないなこれ。
さて実験!
水差しは家にあったお弁当用の醤油差し。
Mont-bellは鯉でしたが、私はブタちゃん。
ブーッと水を少し。
出しすぎ。ほんの少しでいいんです。
さて、
こんな感じ。すぐ乾きそうなくらいで十分。
いざ!
筆に墨をつける。
書くぞー。
紙は雰囲気を出して「毛辺」を。
半分にして持ってきました。福建土紙ってやつ。今は高い。
昔は臨書するなら毛辺でした。安くて質が良かったから。
これに書きますよー。
Mont-bell「野筆」のマネっこしました。 Mont-bell野筆秋田バージョンです。 ひざの上で書きましたよ。 秋田のキャンプはまだまだ寒いっすー。 #秋田市,#書,#書道,#習字,#子ども,#小学生,#キャンプ,#ライフワーク,#Mont-bell,#野筆,#日本文化,#野筆秋田バージョン,#美文字,#ペン字,#硬筆,#書き方,#鉛筆,#漢字,#kanji,#生きがい,#ikigai,#japaneseart,#akitacalligraphy,#akita,#handwriting,#shodo,#design,
21 Likes, 0 Comments – Fumito Shoji 東海林史 (@fumitoshoji) on Instagram: “Mont-bell「野筆」のマネっこしました。 Mont-bell野筆秋田バージョンです。 ひざの上で書きましたよ。 秋田のキャンプはまだまだ寒いっすー。…”
こんな感じ。
ひざの上で右手だけで書くしかないですねー。
と書いたのでした。
書き終わったら片付けも楽。
硯板に残った墨はティッシュでぬぐえるくらい。
ホントにほんの少しの墨で書けるんですよ。
まとめ。
ということでMont-bell「野筆」秋田バージョンでした(違う)。
まだまだ寒いですねー。
夜は冷え込みます。寒さ対策万全に。
しょうじ書道教室でした!
おまけ。
ということで秋田の春キャンプ。
軟弱キャンパーの私たちはビビりながら寝たのでした。
ちなみに装備は、
・毛糸の帽子
・指無し手袋
・ヒートテック
・フリース
・カッパ
・ダウンジャケット
・防風ジーンズ
・タイツ
・靴下2枚履き
これらを全て身につけて、
・20年前のお下がり寝袋
・防災用アルミシート
・インナーシュラフ
これくらいやってポカポカで寝れました。
ひざ掛けを枕代わりにするとモコモコなひざ掛けが肩をカバーしてくれて気持ち良かった。
うちの奥さんも寝袋2枚重ね&インナーシュラフでポカポカ。
息子たち連れてきてたら寝袋不足・防寒不足でアウトでしたねー。恐るべし秋田の春。
昨日の夜の様子。
灯油ストーブも初運転。あって良かった。
オレンジのはエマージェンシーアルミシート。
このアルミシートだってノリでポチった眉つばものでしたが、
十分役立ちましたし。ホントこれ寒くない。
繰り返し使えるかは疑問。
朝食のアンパンをストーブで温める。
カリカリふわふわ。最高。
おしまい。