こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
秋田の習字好きっ子のみんな!書き初めの練習してるかな〜?(なんだそれ)
書き初め用紙「八ツ切り」。
書き初めで使う用紙は、
八ツ切り(やつぎり)と呼ばれる条幅用紙。
条幅といっても小さい小さいミニチュア版がこの八ツ切りです。
今回初めて書き初めを書くよ、という子もいるでしょうから、
念のため使い方を説明しまーす。
ツルツルしているほうが表面。
触ってみて、ツルツルしているほうが表面です。
ツルツルしているほうに文字を書きますよ。
書く前にも確かめましょうね。
まだ書きませんよー。
はじめに折りましょう。
はじめて使う縦長の紙にいきなり3文字や4文字を書くとなると、
どこにどのくらいの大きさで書けばいいのか分かりませんね。
なので書く前に用紙を折りますよ。
課題が3文字の場合(小学校低学年など)。
課題が3文字の場合は、単純に三等分にしますよ。
①縦半分に。
まずは縦に折ります。
できました。
②3等分。
だいたいでいいので3等分に。
できましたー。写真では見にくいので鉛筆で書きますね。
3文字の課題の人はこれで書きましょう。
練習だけなら鉛筆の線を書いたまま練習してもOK。
提出はできませんよー。
課題が4文字の場合。
課題が4文字の場合は、
上下に“天地”をとり、それから4等分に折ります。
①縦折り。
まずは縦折り〜。
②半分。
半分にして〜。
③端っこを折る(天地)。
このように端っこを1センチくらい折ります。
これは“天地”といって、上下の端っこの文字を書かないところになります。
(低学年なんかは少しくらい文字の線が入ってしまってもいいのですが)
④4つ折りに。
そして、1センチ折った内側にあわせて4つ折りします。
こんな感じ。
わかるかなー。
これまた見えにくいので鉛筆で書きますね。
じゃーん。
上下の端っこが“天地”になり、少し空いていますね。
このように“天地”を除くと半紙2枚分とぴったり。
折って書けば、条幅用下敷きが無くても、
半紙下敷きで八ツ切りは(一応)書けます。
上の文字を書いたら、
ずずーっとずらして、
下の2文字を書くと。
学校提出だけならこのようにして書けるので、
冬休みにチャレンジしてみてねー!
まとめ。
ということで、初めて書く人用に解説してみました。
とはいえ、10枚も20枚も練習するとなると、
折るのも大変なので、
条幅用下敷きを買って練習したほうがいいですね。
あと新春書き初め大会(来年1月)は、秋田県立武道館の広い体育館で、
床に敷いて書くので条幅用下敷きは必須です。
当教室では、
オリジナル両面下敷きに、
補助線も書いてあげて練習します!
用紙を折る必要なし!練習がはかどる〜!!
さて、そろそろ書き初め課題の解説記事も作らなきゃな!
忙しい忙しい!まさに師走!
しょうじ書道教室でした!