こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
秋田書道展の感想。
みなさんご覧になられたでしょうか?
今年の秋田書道展。今年で第81回だそうですよ。
一般の方が「半切」を出品する“二科”。
ニハチ作品を見たあとだと少し物足りない感じもしますが、
「余白の使い方」の良し悪しが丸わかりになるのが半切作品の怖さかな、と
今回思いました。
ちょうどよく余白を使えている作品と
余白が少なすぎたり、多すぎたりした作品。
賞のなかでも上位の賞を取っている作品は、
総じて余白の使い方がうまい。
余白がピタリと決まっている。
改めて勉強になりました。
一科二科ともに全体的にはレベルは高く、どれもうまく、見応えもありました。
まあ私の作品はやはり入選だったかな
線の強さは出せたものの、作品全体の構成の、ツメが甘いか。(ちなみに手本はとても良くなりそうな雰囲気の、レベル高めの手本でしたね)
こなせなかった、ということで。反省反省。
行草体作品ですが、ちょっと草書が多いんだよな、という諸先輩先生方の声。
精進いたします(汗)。
作品・運営はいいんだけど。
ということで、このような作品発表の場を毎年設けていただいて、
新聞社様、書道連盟様にはたいへん感謝申し上げます。
が、
やはり私が気になるのは
少子高齢化による出品点数の減少。
ほんとギリギリまで続けていただきたい(個人的には第100回までは続かないと思っている)のですが。
私は中の人(運営側)になったことは無いので、
全て想像で語るのですが、
例えば、当日の入場料を無料にするとか、
できませんかね?
展覧会の目的は、
汎く(ひろく)、書道という文化を、
秋田県の皆さまに見てもらいたい、
ということのはず。
いったい誰か、誰に向けて展覧会をしているのか?
ということを考えると、
書道連盟が、魁新報社様と手を組んで、
秋田県のみなさま、書道に興味を持っていない方までにも、
書道の文化を見てほしいため。
ということになるはず。
逆算して考える。
当日の入場料を無料するにはどうするか?
↓
会場費+設営費をどこが出すのか
↓
書道側の人たち
ということになるでしょう。
(どこにどれだけのお金がかかっているか知りませんが)
そして書道側の人間というと
・出品する人(大人・子供)
・書道連盟
・書道団体
・書道教室
という感じに。
書道団体は全国にあるのですから、宣伝する代わりに寄付をしてもらうとか。
これで足りなければ「物販」を組み合わせて、
書道に関係する、
・書道用品店さん
・文具屋さん
・教材屋さん
・本屋さん
あたりを巻き込んで、
このあたりは販売&宣伝目的なので、
・各書道団体
・各書道教室
とかは宣伝ブースでも設置して、グッズがある団体はグッズ販売とかして、
じゃんじゃか宣伝させてもらう、と。
売上は来場者数に比例するでしょうし、
「無料美文字教室」とか、
「入会決めた人には特典つける」とかすれば、
ペイできませんかねー??
データがほしいよね。
ということで、ぶちまけてみましたが。
興味のない人を巻込むよう、入場無料は必須じゃないかなー。
それにつけても、
毎年の出品者数とか、入場者数とか、
年齢別の出品者数とか、
データ取ってないのかなー。
データあればもっと対策も練れると思うのですが。
これからの展覧会部は、他のイベント運営を勉強して、
赤字にしない方法を考えないといけないと思うんだ!
実名で、しかも教室のブログでこんなこと言って何の得があるんだか(汗)。
勇気を出しての提言でした。
しょうじ書道教室でした!