こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
秋田市の小学生は秋休み。
土・日・月・火、と4連休。
硬筆昇段試験の準備。
さて。半切作品もだんだんと終わってきて。
今度は半紙作品の子ども達が頑張る番。
こちらは締め切りがもう少し先なので少し余裕が。
私は進捗状況をチェックしつつ、条幅作品たちの出品準備をしつつ・・・。
硬筆テストの手本書き。
まー次から次と。
社中展作品が落ち着く、10月末あたりから始まりそうです。
11月の硬筆昇段試験。
みっちりやりましょうね。硬筆練習。
みんな嫌がるけどね。
大事ですよ。硬筆は。
細かい所が大事。
うまく字が書けない子。
なかなか漢字が覚えられない子。
漢字が苦手な子。
小学生はけっこう苦労しています。
大人になると忘れちゃいますけどね。
習字をやると文字の“仕組み”が自然と理解できます。
縦線、横線を真っ直ぐ書く、という基本的なところからはじまり。
横線が1本なのか2本なのか。
どこから右払いが出ているか、とか。
部品と部品の組み合わせなんだ、とか。
細かい所をじっくりと練習します。
払いの向きとか、ほんの少しの違いを理解して練習します。
ほんの少しの違いを理解できると、文字がはっきり見えてきます。
あやふやなところが消えていきます。
漢字を見る目が変わってきます。
解像度が上がります。
線の組み合わせ、部品の組み合わせを、頭の中で整理していくことが、漢字をスムーズに覚える道なのだと思います。
それを、硬筆→毛筆→硬筆→毛筆・・・と練習していく。
硬筆と毛筆。
2本柱で練習していくから、覚えるし書ける。
早く上達するのです。
たて・横・ななめ。
これも社中展作品。
習字に親しんでいると中学生でこのくらいは普通にできるようになります。
左の行から書いているのはご容赦を。
本当は右の行から書きます。
ほら、墨が乾かないからビーッとやっちゃうでしょ。右からいくと。
中学生だから許して下さい。
この写経、難しそうに見えますか?
難しそうに見えても、そこは漢字。
たて線、横線、斜めの線。
これの組み合わせ。
たてにまっすぐ、
横にまっすぐ、
斜めにまっすぐ、
まっすぐ書けばいいだけなのです。
長いか短いの違い。
簡単でしょ?
落ち着いて。じっくりと。
しょうじ書道教室でした!