ふでれん!

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何事も準備が8割。

何事も準備が8割。

こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。

さきがけ展(秋田書道展)もいよいよ本格始動。

練習の真っ最中。

ここに半切練習も入ってきました。

どうやって練習時間を確保するか。

とはいえ時間がないので、なるべく時間短縮を。

さきがけ展、半紙のみの出品の人は半紙だけをじっくりと書き込めばいいのですが。

問題は半切(条幅)を出品する子たち。

いまから書く言葉(題材、課題)を決めて練習に入るのですが。

ある程度、半紙や八つ切りに練習してからじゃないと、半切の練習もできない。

半紙→八つ切り→半切

という流れにしています。私の場合。

とはいえ、なんといっても時間が無いので、今年は書く言葉が決まったらすぐに八つ切りに練習しています。

子ども達が書く言葉を決めて、それを聞いて、じゃあ来週までにお手本用意するからね、では1週分練習のチャンスを逃してしまう。

なので、ここで時間短縮、そして練習時間の確保。

時間短縮の鍵は私の手本の準備次第。

私が手本をすぐに書けば、その分練習に回せる。

ひと工夫。

そ、こ、で。

八つ切りも半切も、すぐに手本を書けるように前もって準備をする。
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どんな準備をするかというと、紙を折って鉛筆で線を書く。

1枚1枚折るのも手間なので、この厚い紙を数枚重ねて折る。

私の場合、3枚が限度。

3枚を重ねたまま、なるべくずれないように折る。

これだってなかなか技術を要するんですよ。

子ども用の半切の紙、けっこう厚みがあります。
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画用紙とまではいきませんが、中厚口のコピー用紙くらいはある。バリバリ・ゴワゴワしてる。

これを3枚、なるべくずれないようにまとめて折る。これでも時間短縮。

これをあらかじめやっておく。

これをやっておくと、すぐにお手本が書ける。

書く言葉が決まれば八つ切りに、すぐにその場で書く。

お手本を目の前ですぐに書く。

これも当たり前のようでいて、なかなかの技術。

その子が書きたい言葉を聞いて、頭の中で字の大きさをシュミレートシミュレートして、書く。

漢字は大きめ、ひらがなは小さめ。

それでいて最後の4文字目は余裕をもって書けるように、ややゆったりと場所を取る。

もうひと工夫。

さ、ら、に。

子ども達が選びそうな、人気のある言葉であらかじめ書いてしまう。
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八つ切りも半切も、先にお手本を書いてしまう。

(これ選びそうだなー)という人気のある言葉はだいたい予想がつく。

例えば、

・文武両道×2枚
・希望の星×2枚
・日本文化×2枚
・古代文明×2枚
・生きる力×2枚

・・・というように。
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そうすると、子ども達がお稽古に来て、

「センセー、私、“古代文明”にするー」

と言ったら、

「はい~あるよー。これで練習しよー!」

とすぐに渡せる。

あとは半切の手本に名前を書くだけでその子の手本書きは完成。

来週からは半切の練習もできる。

ちょっと予想と違う言葉を選んできた子の分だけ、その場でお手本を書けばいい。

『準備が8割』とはよく言ったもので。

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「段取り八分」ともいいますが。

物事の成功はほぼほぼ準備の出来にかかっていて。

準備に時間をかけなさい、そうすれば何事も上手くいくよーという意味なのでしょうが。

これは本当にそうで。

慣れているから大丈夫といって、ついついおろそかにしてしまうことってたくさんあります。

が。

ホントうまくいったためしがない。

そのときになってバタバタしていまい、何か忘れたり抜けていたり。

はたまた二度手間になったりしますね。二度手間ってホント滅入る・・・。

準備をちゃんとやってきたから、今、スムーズに仕事しているのに、

スムーズに仕事をしているときには、そのコトを忘れていたりしますね。

準備って大事。

今日も午前のうちにたっぷり準備しようっと。

しょうじ書道教室でした!

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