こんにちは、しょうじ書道教室です。
スイカに塩をふって食べるのは、甘さを引き立たせるため・・・
それだけだと思ってませんか?
じつは、
『塩分補給』の意味もあるようですね。
水分+糖分+塩分、でスポーツドリンク!というわけ。
おばあちゃんの知恵袋。昔の人ってすごい。あ、知ってた?
字形なのか線なのか。
さて。
昨日の記事。
習字というのは良い字形がいいのか、それとも良い線がいいのか?
これの続きですが。
今回は回り道無し!話を進めますよー。
うまいですね。
どちらがうまい?という話ではありません。
ふたりそれぞれの特徴、というお話。
ちょっと見比べて下さいねー。
タイプの違う2人。
バランスも良し。
ちょっと線がフラフラしてるかな。
その字が持つルール、これも直すことが必要。
「水」の2画目とかね。くっついたらダメだよね。ホントはね。
起筆・収筆はバッチリ。
なにより線が強い。
ビシッと書けています。
良いところは残す。
どちらも上手い。
この2人には、きっと逆のことを指導していくのでしょう。
Aちゃんには、
「もう少し書くスピードを出して。起筆ができていれば少しスピードだしていいからね。線が強くなるよ。」
Bちゃんには、
「湖の“古の形”とか、水の2画目とか、もう少しお手本見てごらん。ちょっとゆっくり書けばいいかな。でも失敗してもいいからね。」
という感じ。
指導は、基本的にあまりたくさんは言いません。
気になるところを2~3個。
ここで注意したいのは、指導するときに、その子が持っている『いいところ』が残るような指導をすること。
(ホントにできてるかな?!)
私も未熟なため、できていないかもしれませんが、そういうつもりで指導します。
なんだって両立するのは難しい。
字形もいい、線もいい、
そんな作品。
習字・書道は
線の芸術
ですからね。
形だけ良くたって、おもしろくありません。
なんといっても線なのです。
私自身、作品を書くときは、
7:3くらいで「線の出来」を重視します。
どんなに形が良くっても、線がダメならその作品はダメ。
これは子どもが書く習字も同じだと思っています。
それでも子どもの場合だと、7:3ってこともないですかね。
5:5くらい。
字形の良い清書よりは、線の良い清書を選んでいます。
もちろん、字形もいいし線もいい、10:10の作品というのはあり得ると思います。
どちらか、ではなく、どちらも。
字形と線の強さは両立します。
これにはやはり練習量。
毎回10枚くらい書かせたいですが。
子どもの様子を見ていると・・・私もまだまだ甘いなー(笑)。
書くしかないんだって!
しょうじ書道教室でした!