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夏休みの自由研究で習字を書くときの清書の選び方!

夏休みの自由研究で習字を書くときの清書の選び方!

こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。

今週も暑かったー。

そしてこの土日だけピンポイントで大雨なんですか?なんでですか(涙)

習字の基本。基本のキ。

習字の基本ルールのおさらいです。

これが第一

・課題の文字は半紙のまん中に書く。
・名前は左側に1行で書く。
・文字以外の場所は墨をつけない(お化粧しない)。
・ひとつの線を重ねて2回書かない(二度筆をしない)。

このあたりが第一段階でしょうか。

小学1年生はこれをやるのも大変。

たとえ簡単でも、この習得に1~3ヶ月はかかるかな。

第1ができたら

・起筆、斜め45度に止める。
・漢字であれば、線をまっすぐ書く。
・2文字であれば、上の字と下の字を同じ大きさに書く。

このあたりが第2段階。

まだまだ簡単・・・ですか?そう思います?

それでも子ども達は100%はできません。

きっと大人のあなた方も100%はできないと思いますよ。

一度でも書いたことがあるあなた、わかりますよね。
IMG_20170720_161345

現場では。

さて、こちらの画像をご覧下さい。
小2の子達の作品。
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上の画像が、1年以上やっている子のもの。

手順はほぼ頭に入っています。

そしてこちらが、
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始めてから1年くらい~半年とか。最近は入ってきた子など。

この位の経験でも第2段階は60%くらいかな。

もう少し詳しく。

もう少し見てみましょう。

Aグループ

ベテラングループ。
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この、『山中』の課題で見るポイントは、

・起筆がしっかりしているか。
・山や中、左右のバランスが取れているか。
・2文字の大きさは自然か。

あとはその字、その字が持っているルールを守れているか。
『山』なら、3画目の線のおしりが下に突き出ているか、とか。
『中』なら、口を書くときの約束ができているか、とか。

このあたりが第3段階。

“起筆の見せ方”あたりに実力の差が・・・。
(といってもたいした差でもございませんが)

Bグループ

こちら、まだまだひよっこグループ。
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見るポイントはAグループと同じですが、やはりどこかたどたどしいですね。

ちなみにBグループ、①④⑧は左利きの子。うまいでしょ。

『中』の、口を書くときの約束が出来ていない子が多いかな。

『山』の2画目も弱いか。

自分のお子さんの作品を選ぶとき。

夏休みなので、自由研究など習字を家で書いて、自分で選んで学校に持って行く機会も多いかと。

作品を選ぶ基準などを説明しました。

ちなみに今回の『山中』、全員5~8枚は書いていますからねー。

その中から選んでいます。

習字を書き慣れている子が、

経験のある先生に教えてもらいながら、

数回に分けて、

5~8枚書いて、

ようやくこのくらいの作品が書けているので。
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もしご自宅で夏休みの自由研究を書く場合は、

どうか寛容に。。。

たった1日だけ、数時間だけで、うまくまとめようとしてもそうはうまくコトは進まないんです。

わりと習字って難しいんですよ。

学校の先生の中でも「習字は簡単だから」という理由で、夏休みの自由研究に習字を認めない向きがありますが。

もうちょっとこの苦労を分かって欲しい。

書く文字が変われば難易度は格段に上がります。

誰ですか「竿燈妙技」なんて課題を考えたのは。

責任者でてこーい!(現場の声)

自分で書いてみろって!(笑)

習字は簡単ではありません。

やっている人はよく分かる。

やらない人がよくわかってない。

習字は少しずつ少しずつ上達していきます。

継続して頑張りましょう。

しょうじ書道教室でした!

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