こんにちは、しょうじ書道教室です。
お子さんの漢字ドリルも下巻になり、それももう終わりそうですねー。
お子さんの漢字、見ていて気になるところはありますか?
まだまだ低学年だし、字をうまく書くところまで子供に言うのもなー・・・。
ちょっと気が引けるかも?
こんなアドバイスはいかが?
小学1年生・小学2年生、書くこと覚えることで精一杯。
うまい/へた、はともかく。
漢字をちゃんと書けていて覚えてほしい・・・という感じでしょうか。
線が曲がってる。
かどが丸っこい。
払いを止めてる。
宿題や家庭学習をはたから見ていると、口がムズムズしてきますよねー(笑)。
言いすぎてやる気がなくなったら困るし・・・。
それでも「このくらいなら」お子さんも素直に聞いてくれるかも。
宿題を見ていて、気になるところがあったらこんなアドバイスを。
まん中に書こうねー
と言ってみてください。
注意!してはダメですよー。あくまでアドバイス。
普通のトーンで、ごくごくフツーに。
ちょうどまん中に入れる意識を
漢字ドリルで書くマスには“リーダー”という薄い点線が入っていて、まだいいのですが。
(↓リーダー入り)
学校で渡されてくるプリントにはマスの中にリーダーが入っていない場合が多いです。
(↓リーダーなし)
リーダーがあるとしっかりとまん中に書くのに、リーダーがないと適当になってしまう・・・。というのもよくありがち。
ですので、お子さんへのアドバイスとして
「とにかくまん中に書こう!」
と言ってあげてください。
これが、文字のバランスを意識するスタートになります。
ちょうどまん中に書く。
まん中に書く意識が大事。
マスから行へ
まん中に書くことで、
・左右のバランス
・字形
・へんとつくり
などの感覚が掴みやすくなってきます。
左はらいと右はらい。
△の形。
〇の形。
□の形。
ゆくゆくは“マス”がなくなって、1行1行になります。
ここでまん中に書く意識がついていれば、とりあえず行は曲がらずに書けていると思います。
文字のひとつひとつのうまい/へたもありますが、ぱっと見たとき曲がらずに書いていればそれだけでも字はきれいに見えるものです。
この感覚は大人になってからも重宝しますので、お父様お母様もぜひ、日頃から気にしてみて下さい。
美文字美文字。
まとめ
声のかけ方にもひと工夫必要かもしれません。
こうでしょ!こうしなさい!
みたいだと、
「じゃあお母さんやってみてよ~」
なんて思わぬ反撃をくらうかも!
子供の成長、恐ろしや(楽しい)。
日頃から、マスのまん中・ストライク!を意識させて。
普通のトーンで声かけて。
少しずつ身につけていきたいですね!