おはようございます、秋田市のしょうじ書道教室です。
今朝は穏やかな朝ですね。
程よく寒く、程よく晴れて。
さきがけ展・学生部門。
さて。
私も昨日、観てきましたよ、さきがけ展!
今年はわが教室、3等入賞が大量に出て嬉しい限り!
半紙作品をザッと見ていくと。
小1小2、字形よりも、太く大きく書いていたほうが評価が高いかな?
ひらがなは難しいのです。
小3小4は、
こちらも太く書いているものが多い。
その反面、「なぜこれが…??」というのもチラホラ(笑)。
「私ならこうは書かせないなあ」と思うのもありました…。
小5小6、このあたりはやはり字形優先か。
それでもそれでも、“しんにょう”に安定感が足りないのでは…?
名前が極端に細いのもあったりして、ちょっと審査が甘いんじゃないのー?
中1〜中3は正直、基準が分からないな(汗)。
毎回思うけど、判定が微妙なものが多い……。
うちの教室の子たちはみんな上手!(笑)賞が取れなくても自信持ってね!
子どもたちの書いた作品を見ると、どんな手本で書かせたのか想像がつきますが、
書写体とはいえ“楷書”なのだから基本的なところを大事にしてほしいなぁ。
「おれ」をシュッと払ったらダメでしょうに。
高校生たち。
作品と向き合う時間が多いのか、
凝った作品、臨書の完成度に驚きました。
こちらの作品なんてね。
どんだけ時間をかけたのか。
お見逸れいたしやした。
他の作品を観ても大人顔負け。
本当に書道が好きな子が、じっくりと作品構想を練って制作したんだろうなぁ。
若い子たちにはどんどん、自分の書をSNS他デジタルの世界へ投げ込んでほしい。
その若い感性で“昭和の書道”を最新の書道にチューニングしていってほしいし、
自分の書いたものを好きなように使って新世界を切り拓いていってほしい。
ホントやばいんだって。
まとめ。
一般のほうの雑感はまた明日。
大人も子どもも出品数の減少が顕著になっています。
子どもの条幅部門などは数が少なく見ていられないほど…。
賞状はすべて印刷となり、サイズも小さく(仕方ないね)。
副賞のメダルは継続しないと半紙部門すら危うい。
硬筆部門・ヤツギリ部門を新設したのは何年前でしたかね?
出品数に変わりがないのなら廃止して、その分の展示面積を、半紙受賞作品に回していかないと。
各学年、半紙1等には壁面特別扱いで
写真を撮りやすい位置にするとか。
もう小中学生の半切展示は高校生と混ぜていいんじゃないか。
半紙2点出品もオーケーにする。
規定課題の部門と、
自由課題の部門と、
半紙なら1人で2点くらい出品するんじゃないか。
そこでも出品料はせいぜい1.2倍くらいに抑えてもらって。
なんなら2点出しても出品料は同じ、とか。
半紙メインの展示にして切れかかってる首をなんとかつないでいってほしいですね。
それで出品数が増えるのかと言われると困るけどね……(笑)。
変化しないと生き残れませんよ。
しょうじ書道教室でした!